こんにちは、かんだ整骨院の神田です。
ぎっくり腰でも様々な発症要因があるのはご存知ですか?
・重い物を持った際ぎくっとした
・スポーツで無理な姿勢でぎくっとした
・不意に動いたときにぎくっとした
これらはよくお聞きする、ぎっくり腰のきっかけですが、「これと言った原因がないのにぎっくり腰になる」ケースもあります。
このたびは、ストレス等で発症されるぎっくり腰が改善された症例をご紹介いたします。
ぎっくり腰がなかなか良くならない方はご一読ください。
ぎっくり腰は、腰痛や肩こりを感じてなくても引き起こされます
ぎっくり腰で来院された患者さんをご紹介します。
A.Aさん、新潟市在住で52歳の女性です。ご職業は会社員でほとんどテレワークだそうです。
20年ぶりのぎっくり腰で困っていたところ、GoogleMapで検索されて来院されました。
詳しくお話をお聞きすると
・来意される前日に、下の靴下を取ろうと屈んだときに『ぎくっ』とした。
・日頃、肩こり、腰痛は感じない。
・20年ぶりのぎっくり腰。
・左側の腰からお尻にかけての痛み
・前屈みができない
・仰向けで寝れない
・原因不明の肌荒れで悩んでいる
・仕事がハードでストレスフルだった。
とのことでした。
手を腰に当てて、腰が伸びない姿勢でご来院されたのが印象的でした。
当院へ来院された、ぎっくり腰の患者さんの傾向として、『慢性的な腰痛・肩こり』の既往があることがとても多いです。
ですがAさんは、日常的に腰痛、肩こりは殆どなかったそうです。
では、何が原因だったのでしょうか?
問診中に「なるほど」と思ったこと。それは
原因不明の肌荒れで悩んでいる。仕事がハードでストレスフルだった。
この二つが治療のポイントと、改善に繋がるヒントになりました。
ストレスが原因で起きるぎっくり腰のメカニズム
ぎっくり腰は、急性腰痛症と言い
・重いものを持ちあげたとき
・スポーツで急激な力が腰にかかったとき
・同じ姿勢からの急な動き
このように強い刺激や
慢性的に腰の筋肉が疲労しているところから、
・くしゃみや咳
・ふとした動作
と、腰に何らかの原因があっての発症が殆どです。
Aさんのケースは、これらが当てはまらないケースでした。
先に『原因不明の肌荒れで悩んでいる。仕事がハードでストレスフルだった。この二つが改善のヒントになりました。』と書きました。
その根拠は、2017年に国際疼痛学会で
・痛みは身体の組織や神経に損傷がなくても生じるものを『痛覚変調性疼痛』と呼ぶ。
・ストレスや心理的影響など様々なきっかけで脳の働きが変わり、脳が痛みを作ることがある。
と発表されました。
Aさんは、お仕事がとてもハードで、それがかなりのストレスだったと伺いました。また、そのストレスを感じ始めた頃、原因不明の肌荒れが発生したそうです。
考察すると、そのストレスで脳が痛みを作るきっかけになり、前屈みになった、ふとした動きで筋肉に違和感を生じ、動けない痛みに発展したんだろうと考えました。また、肌荒れも、そのようなきっかけで起きたのかもしれません。
治療は、神経に対する治療をメインに行いました。初回治療後は伸びなかった腰も伸びました。1週間後の治療では、腰の症状はなくなり、原因不明の肌荒れも緩和してきたと大変喜ばれました。
現在は、全身のバランス調整と、肌荒れの改善治療をおこなっております。その様子は、後日記事にしたいと思います。
ぎっくり腰での自宅での過ごし方は
ぎっくり腰で、すぐに治療が出来なかったり、まだ症状が残っているときは、下記の記事を参考にしていただきたいです。ぜひご一読ください。
患者さんの声
Q.何が決め手で当院を受診されましたか?
A.Googleマップで探しました。評価が高く、口コミも良かったので信頼できるかなと思いました。
Q.どのような症状にお悩みで当院を受診されましたか?
A.ぎっくり腰
Q.実際に受診されてみてよかったことを書いてください。
A.以前ぎっくり腰で、よその整体にかかった時は、治るのに時間がかかりましたが、今回は施術後すぐに効果を実感し、翌日にはぎっくり腰のことを忘れてしまいました。
まとめ
ぎっくり腰の一つの考え方と、患者さんからのご感想をご紹介しました。
ぎっくり腰は、早期に治療した方が良いと考えます。もしこの記事をご覧になられたら、お早い治療をお勧めします。
また、かかりつけ医がなくお困りでしたら、当院までご相談ください。