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ぎっくり腰になったらやって頂きたいこと4 『控えると良いもの』

こんにちは、新潟市中央区女池東のかんだ整骨院です。

2021年の年明けは豪雪で除雪にてんてこ舞いでしたが、2022年は大降りしないので少しホッとしています。

さて、ぎっくり腰で来院された患者さんから

「早く治るには何か自宅でやれることはありませんか?」

とお聞きします。

その様な経緯から、この度のぎっくり腰シリーズ【その4】は
『日常生活で控えると良いこと』を書かせて頂きます。

ぎっくり腰はもちろんですが、健康維持は足し算引き算だと考えています。
この度は引き算の方法を書かせて頂きました。

最後までお読みいただけたら幸いです。

栄養と酸素

目次

前回までの記事

こちらに今まで書かせていただいた記事を置いておきます。簡単に実践出来ますのでまだ読んでない方は、バナーをクリックしてお読みください。

また、当院のぎっくり腰の治療の考え方はこちらになります。

ぎっくり腰を1分で説明します

重いものを持ち上げてギクっとなった!
と来院される方は意外と少なく

『朝起き上がる時』
『椅子で座ってちょっと動いた瞬間』
『少しお辞儀した瞬間』

等、日常でふとした瞬間の出来事で起こってしまいますし、とても多岐に渡ります。

また、驚くことにぎっくり腰は医学的にはっきりと解明されていません。
ですから

『骨盤がズレた』
『背骨がズレた』
『筋肉や靭帯が切れた』

などを良く見かけますが、ズレたら脱臼したことになりますので、その様なことは
転落事故か大きな事故でない限り考えられません。
ですから、この様に説明しているサイトや院は注意が必要だと思います。

また、多くのぎっくり腰は何もしなくても2週間もすれば自然回復して行くことです。

安心してくださいね。

さりとて2週間も学校や仕事を休んで、自己回復に費やすのは難しいことですよね。

そこで適切なセルフケアと治療をすることが、辛いぎっくり腰から早く回復するポイントになると当院では考えます。

※改善が見られず下半身の感覚がおかしい(痛み・麻痺・痺れ)といった時は、椎間板ヘルニアなどの病気が隠れている場合もありますので注意してください。

ぎっくり腰で控えたい4つのこと

早く元の生活に戻るために日常生活で控えて頂きたいことがあります。
それは、飲酒・喫煙・暴飲暴食・長時間同じ姿勢です。

症状が辛い時はもちろんですが、健康維持にとても大切なことです。
では、これらを控えないと、どういった影響が出てしまうんでしょうか?

飲酒

アルコールは肝臓で90%代謝されます。
また、飲食して消化された栄養素を分解したり合成したりして、身体が利用できる形に作りかえる臓器です。
身体の回復には、さまざまな栄養が必要となります。飲酒で肝臓に負担をかけることは、栄養素の分解合成に影響が出てしまいかねないので、回復に必要な栄養素が足りなくなることが懸念されます。

栄養不足は回復を遅くしかねません。

喫煙

体全体に酸素を送っているのは、血液内の運び屋であるモグロビンです。
喫煙で生じる煙は一酸化炭素を作りますが、ヘモグロビンと結びつくと慢性的な酸欠を引き起こします。

酸素は身体の回復や維持に必須です。
酸欠は、筋肉の動きの低下をまねき、痛みの原因にもなります。

暴飲暴食

消化器系(胃・小腸)肝臓に負担がかかると、内臓が緊張状態になります。
その緊張が筋膜の繋がりで周りの筋肉に影響を及ぼします。

特に身体を支える筋肉(腸腰筋)の動きに影響が出やすいので、

ぎっくり腰=身体(背骨)を支えれない=腰の筋肉が過緊張して支えに回る

となりますので、適度な食事を心がけて頂きたいです。

長時間の同じ姿勢

運転や仕事で座る時や立ちっぱなし・スマホやタブレットなどを使っている時など
長時間の同じ姿勢は、筋疲労や身体の歪みを引き起こします。

なぜかと言うと、同じ姿勢は筋肉の緊張状態が続くため、前後左右のバランスが崩れ
結果的に血流が悪くなり、筋肉が酸欠になるからです。

繊維で構成冴えている筋肉は、酸欠になると動きが著しく低下してしまいます。
また、痛みの原因に直結してきますので注意が必要です。

まとめ

栄養・酸素が身体の隅々まで届くことで、私たちは健康を維持しています。
これらが足りなくなると回復はおろか、健康も阻害してしまいます。

私もお酒を嗜むので耳の痛いお話ではあります…そこで記事を書く上で半年前から健康を見直し
平日はお酒をなるべくお休みする様にしました。
そうすることで、目覚めの良さ、身体の軽さなどを体感しています!

更に、ぎっくり腰が治ったら再発しないように、軽い運動と身体のメンテナンスは必要と考えます。
たくさんの患者さんが各々のステージに合わせて、メンテナンスにいらしております。

また、ぎっくり腰は治療することで回復期間を短縮できますので、ご希望の方はご相談ください。

最後に、この記事をお読みになって思い当たる節がございましたら、頑張って実践していただけたら幸いです。

かんだ整骨院 神田博行
院長
1974年1月 旧新津市生まれ
・北信越柔整専門学校卒
・柔道整復師(厚生労働大臣免許第32245号)
・講道館柔道弐段
・TPI Lv.2メディカルプロフェッショナル(タイトリストパフォーマンス研究所)
・脳医学BASE研究会
・趣味 ロードバイク、食べ歩き、whisky・cognac・armagnac

『臨床経験26年以上の知識と経験で、あなたの健康に寄与いたします』

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〒950-0925 新潟県新潟市中央区弁天橋通1丁目4-33 湖南ビル102号
かんだ整骨院
電話番号 025−211−9541
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