簡単にできます
こんにちは、新潟市のかんだ整骨院の神田です。
今回はぎっくり腰に対してのセルフケア【その3】になります。
ぎっくり腰はとにかく動いたら『ズキッ』と痛むものです。
そこでこの度は痛みを緩和し、動きを出すための方法を記事にいたしました。
拍子抜けするほど簡単な方法ですがとても効果があります。
ぜひ最後までご覧になってください。
ぎっくり腰
日常で誰もがなるかも知れない腰痛の一つで、正式には『急性腰痛症』などと言われます。
ぎっくり腰の経験のある方はご存知かと思いますが、何気ない動きやくしゃみ・せき、スポーツで
腰に違和感もしくは激痛が走りそのまま動きにくい又は動けなくなる腰痛です。
実はぎっくり腰ですが、医学的に『コレ!』といった説明が確立されていないのが現状で、様々な考え方があり、いまだに議論されています。
また、転落や事故で筋肉や靭帯が損傷しているケースは2割弱だそうです。
8割は『疲労で?』『座り方が悪かった?』『寝方が悪かった?』とモヤっとした説明を受けることが多い様です。
安心してください
当院に来院された患者さんの多くの方は
「あまりにも強烈な痛みで元のように戻るのかとても不安だった!」
とお話しされる方が多くいらっしゃいます。
あの強烈な状態でも、無理せず動ける範囲(※条件ありですが)で過ごすことで、2週間ほどでそれなりに楽になって行くことは、実際に確立されている事実です。
※個人差もありますし、仕事や学校に行ってしまうことで無理をしていることになります。
無理をしないことは自宅での静養が当てはまるでしょう。
でも…
さりとて、2週間も仕事や学校は休めませんよね。
そこで、これからお伝えする方法を実践していただくことで元に戻りやすくするセルフケアをお伝えします。
※2週間経過しても全く症状が緩和しなかったり、熱が出る・脚の感覚が無い・お腹の調子がおかしいなどの症状が出た場合は、筋肉の過緊張だけではない場合がありますので、注意が必要です。
前回のおさらい
下記のリンクは以前に書かせていただいたセルフケアです。ぜひご覧ください。
ぎっくり腰で動くのが辛い時にやる方法は?
何とか動ける・数日経ってだいぶ楽になってきた・腰の痛みはだいぶ引いたけど、まだ違和感がある。
色々なステージがあると思いますが、一日数回・数分でお手軽にできるセルフケアがあります。
『ハイハイ』です。
ハイハイ?と思われる方がほとんどだと思いますが、驚くほど効果があります。
なぜ効果が高いのか?
ハイハイは赤ちゃんの成長過程で歩行に繋がる、とても大切な成長期間です。
ハイハイをしっかりした子は初期歩行時に転びにくく、しっかりと歩くことができます。
なぜかというと、手脚の連動性と体幹の安定がしっかり構築されるためと言われています。
ぎっくり腰は、腰が伸びずに体が歪んでしまいますので、とても不安定な姿勢でしか立てないことが多いです。
ハイハイは歩行する準備段階の動作ですので、それを行うことで手足と体幹の連動性と安定性が再構築されるため
歪みが少なくなり、腰が楽になると考えられます。
方法は?
ハイハイの体勢をとり、ゆっくりとお部屋を大きく回ってください。
その時の呼吸は、「はく」ことを意識してください。それだけでも、腰の過緊張が緩んでくる場合もあります。
右回りと左回りでどちらかやりやすい方向があれば、やりやすい方から行ってください。
可能ならば、左右どちらでもハイハイしていただけたらと思います。
頻度は、1日数分・数回で結構です。無理なくハイハイしてください。
かなり辛いぎっくり腰はハイハイになるまで、大変かも知れません。
最初ぎこちないハイハイですが、徐々に慣れてくると
『シャキッ』としてくる感じや、体の緊張が緩んでくる感じを体感できると思います。
まとめ
ハイハイは体幹を安定させながら手・脚を動かす全身運動です。
また、当院にぎっくり腰で来院された患者さんにはセルフケアの一環としてやっていただいております。
とても簡単に出来ますのでやってみてくださいね。
かんだ整骨院では、あなたのぎっくり腰が少しでも早く良くなることを願っております。
もし他院さんで長く掛かってる方や何回もぎっくり腰を繰り返す方は、当院の整体治療がお役に立てるかも知れません。
ご相談いただけたら幸いです。