新潟市中央区かんだ整骨院の神田です。
頭痛でお悩みの方から
・ズキズキ痛む頭痛
・ギューっと締め付けられる頭痛
・目の奥が痛い頭痛
頭痛の症状は色々あると聞きましたが、違いはあるのですか?
とのお尋ねがありました。
当院にも多く来院される患者さんの頭痛は「慢性頭痛」とも言われ、その中でも『ギューっと頭を締め付けられるような痛み』が特徴的な『緊張型頭痛』について記事にいたしました。
内容は
・原因とメカニズム
・3つの対処法
をご紹介します。頭痛でお悩みの方は、ご一読ください。
頭の横から後頭部が締めつけられる頭痛
当院でも『頭痛』でお悩みの患者さんは、多く来院されております。
お話を伺うと
頭の横から後頭部が締め付けられるような頭痛がある
後頭部から首へ続く痛みで首が動かしづらい
パソコンやスマホを長く使っていると頭痛がひどくなる
肩こりが悪化すると頭痛がひどくなる
このような声をお聞きします。
このような症状は『緊張型頭痛』に多くみられ、日本人の5人に1人がお悩みと言われています。
なるほど、頭痛がお悩みの患者さんが多いのも頷けます。
姿勢が原因?頭痛のリスクが高まる理由と後頭部から首・肩が凝ってしまう訳
緊張型頭痛とは、頭の骨を包んでいる筋肉が持続的に固くなって起こります。
頭の横から後頭部、首にかけて『締め付けられる』ような痛みで、なかなかスッキリしないです。
また、肩こり・首こりを伴う事が多く、首が硬くて動かしにくいのも特徴です。
頭痛といえば片頭痛もよく聞きますが、片頭痛との違いは動くと頭痛が悪化するの対して、動いても痛くならないのが緊張型頭痛です。
片頭痛はこちらをご一読ください。
原因は、デスクワークや運転、立ち仕事、寒さなどが起因する悪い姿勢や、精神的なストレスで引き起こされた筋肉の動きの悪さ(収縮・緊張)が原因です。
また、そこで起きた頭痛が更なるストレスとなり、さらに筋肉の動きが悪くなってしまう悪循環のせいで、頭痛がスッキリしない、酷くなるといった負のループを生んでしまいます。
後頭部が締め付けられる頭痛の対処法3選
緊張型頭痛の対処法とはズバリ
『身体の血の巡りをよくすること』です。
姿勢の悪さや精神的なストレスで、身体のどこかが緊張して硬くなってしまうと、全身の血の巡りも悪くなります。
筋肉は栄養と酸素が豊富にないとスムーズに働けません。
頭痛は頭の骨を包む筋肉へ、栄養と酸素が行き渡らなくなっている状態です。
ですから、血の巡りを改善することが必須と言えます。それでは、緊張性頭痛の対処法を3つお伝えします。
入浴
少しぬるめのお風呂に、ゆっくり浸かってください。その際にじわっと汗が出るくらいお湯に浸かると、全身の血行が良くなり、身体の緊張が解れます。頭痛が緩和されていくのが分かると思います。
運動
適度なスピードで歩くことは、全身の血の巡りを良くする最も簡単な方法です。肩の力を抜いて、景色を楽しみながら歩いてください。10分以上歩かれると効果的ですね。
また肩こりの体操も効果的です。下記をクリックしてご覧ください。
深呼吸
身体が不調な方に多くお見かけするのが『呼吸が浅い』ことです。
お腹を動かす深呼吸(腹式呼吸)で、たくさん空気を取り込みと、自律神経に作用して「リラックス効果」が高まります。
腹式呼吸
- まず息を吐ききります。鼻からゆっくりといっぱい吸い込みます。息を吸うことに意識を集中します。
- 深く息を吸い込み、5cmほどお腹を膨らませます。背筋を伸ばして立った状態か、座って背筋を伸ばした状態で行いましょう。
- たくさん吸えたら、口からフーっと吐いていきます。この時しっかり吐き切りましょう。
- 5回程度繰り返してください。
まとめ
緊張型頭痛の原因とそのメカニズム、対処法を書かせていただきました。緊張型頭痛でお悩みの方のお役に立てたら幸いです。
もし、これらを試されても変化がない場合は、他に原因があるかもしれません。その時は当院の治療がお役に立てると思いますので、ご相談くださいませ。
(柔道整復師 神田博行 監修)