タンパク質
タンパク質は私たち身体の重要な栄養素です。
皮膚、筋肉、脳、血管、ホルモンや神経伝達物質などの材料になり、身体構成のおよそ20%を占めます。また動的平行と言って常に身体の構成に使われます。
身体を作るタンパク質不足【質的栄養失調】は、身体の材料不足ということになります。
料理や工作で材料が不足すると未完成の状態しか出来ませんよね。
そこで、かんだ整骨院では一日に必要なタンパク質の摂取を強く!推奨します!!!
一日に摂取したいタンパク質量
牛肉 65g | アジ 56g | コーンフレーク 690g |
豚肉 83g | カジキ 48g | 米飯 650g |
鶏肉 55g | エビ 86g | 食パン 280g |
羊肉 68g | たらこ 60g | うどん 690g |
チーズ 50g | 卵 79g(1.5個) | そば 360g |
イワシ 63g | 味噌 160g | オートミール 100g |
サケ 58g | 豆腐 330g | ジャガイモ 1097g |
サンマ 52g | 牛乳 470g |
米飯 1.5g | 卵 12.7g | しいたけ 0.3g |
食パン 3.5g | 牛乳 2.1g | イワシ 15.9g |
うどん 1.5g | チーズ 20.9g | サンマ 19.2g |
そば 2.8g | 大豆 19.2g | サケ 13.2g |
牛肉 15.4g | 豆腐 3.1g | マグロ 20.8g |
豚肉 12.1g | 味噌 6.2g | |
鶏肉 18.3g | トウモロコシ 1.9g |
上記の表は、タンパク質10g摂取するための必要量と各食材100g中のタンパク質含有量です。
プロテインスコアで換算されるたんぱく質量は、卵3個で20g、牛肉200gで30gです。
体重50kgの女性では
【卵3個+牛肉200g】
が最低ライン。
体重65kgの男性では
【卵3個+牛肉300g】
が最低ラインになります。
私は、一日体重×1.5~2gは摂ったらいいなーと思ってます。
特に成長期の中高生、妊娠・授乳期の女性はしっかり確実に摂りましょう!
ご自分の1日に必要なタンパク質の量を把握しておくことが大事ですね。
とは言っても、毎日そんなに肉や魚は食べれないよー…
と思っている、あなたには…
現実的に毎日肉や魚・卵を摂取するのは大変ですよね。
そこの不足分をプロテインパウダーで補うことをお勧めしています。
プロテインパウダーを摂ろう
かんだ整骨院では、プロテインパウダーの摂取量は男女ともに
最低、1日20g(タンパク質量)×2回の規定量
を飲むように指導してます。摂取したタンパク質は数時間で切れてしまいますので、規定量を頻回に分けて摂ってもらう方が理想です。
規定量より、たくさん飲んだ方がいいの?
飲めるのであれば飲んだ方がいいです!
でも、長期のタンパク質不足の場合は
焦って大量に飲むとお腹の調子を崩しますので
様子を見ながら取りましょう。
まず規定量が飲めるようになったら、量を増やしてくださいね。
注意!プロテインの飲み始めで起こりやすいネガティブなこと注意!
また、肉・魚・プロテインを長く食べていなかった方はプロテインの飲み初めに
- お腹が張る
- ムカムカする・気持ち悪い
- 下痢や便秘
- おならが臭い
- 胸焼けがする
等、色々とネガティブな症状が出ることがあります。それは、 長年の深刻なタンパク質不足で消化酵素が少なく消化不良になるからです。
実は消化酵素もタンパク質からで出来ています。プロテインが悪いのではなく、消化酵素がそもそも少ないからです。
このような患者さんには
ホエイプロテインとソイプロテイン
ホエイプロテインとソイプロテイン
どちらがオススメなの?
オススメはホエイプロテインです!
ホエイプロテインは消化・吸収が早いと言われています。また、ソイプロテインは甲状腺機能低下の原因になる場合もあるとの事です。
ホエイプロテインは太る?
糖質量が多いプロテインパウダーは気をつけてください。糖質量が気になる方はWPIのプロテインをチョイスしてください。WPCより低糖質、低皮質です。更にWPCよりタンパク質含有量が多いです。WPIの方が製造過程にコストが係るため価格は高くなります。
プロテインの服用で期待できる効果
- うつ病・パニック障害を含めてすべての病気の回復が早まる
- 摂食障害の特効薬である
- 朝の目覚めが良くなり、疲れにくくなる
- 立ちくらみ、めまいがなくなる
- 爪、髪が強くなる
- 疲れにくくなる
- 肌の調子が良くなる
- 化粧のノリが良くなる
- 甘いものの欲求がなくなる
- ダイエット効果がある
- ウエストが細くなる
- 気候変動に強くなる
- 夏バテしなくなる
- 胃腸の調子が良くなり、強くなる
- 免疫力が適切に働く
- ストレス耐性が上がる、立ち直りも早い
- 冷え性が改善する
- 高血圧が改善する
- 糖尿病が改善する
- リウマチなどによる体内炎症が軽減する
- 甲状腺機能を平常化させる
- ケガや手術からの回復を早める
- 妊娠時・授乳期には胎児や新生児の成長を促す
- 貧血の改善
- 動脈硬化の改善
- 脳卒中・冠動脈疾患を予防する
- 頭の回転が良くなり、集中力が向上する
- 子供の知能が改善する
- 認知症の進行を抑える
- 神経難病を改善させる
- 寿命が延びる
- 減薬しやすくなる
- メガビタミンを開始することができ、ビタミンの効果も高まる
※身体の変化には年齢・基礎疾患等により個人差があります。
まとめ
タンパク質は生存に必要不可欠な栄養素と言えます。質的栄養失調(タンパク質不足)は病気や体の不調の原因の一つのなることも考えられます。
また、メガビタミンや糖質制限を始めるにあたり、タンパク質不足だと十中八九上手くいきません。
まずはタンパク質をしっかりと摂取することはそんなに難しい事ではありませんので実践してみてくださいね。
メガビタミン、糖質制限はまた後日に纏めます。
参考文献 藤川徳美 方分社 医師や薬に頼らない!すべての不調は自分で治せる