こんにちは。新潟市中央区弁天橋通のかんだ整骨院、神田です。
花粉症の季節が近づくにつれ、患者さんから、『今年も花粉症の予防治療をお願いします』との声を聞き始めました。
花粉症は、多くの方が目のかゆみや鼻水、くしゃみといった厄介な症状に頭を悩ませています。薬による治療は一般的な選択肢ですが、
「薬を飲むと効果はあるものの、眠気がひどくて日常生活に支障が出る」
というお声を、皆さまからよくお聞きします。
当院では、そんな皆さまの悩みに応えるため、薬に頼らない花粉症治療として、微弱電流機器による症状緩和法をご提案しています。
花粉症とお薬
花粉症は、花粉が原因で起こるアレルギー反応により、様々な不快な症状が現れる病気です。従来の治療法では、これらの症状を抑えるために抗ヒスタミン薬などが処方されますが、これらの薬は眠気などの副作用を伴うことがあり、日中の活動に影響を与えることがあります。
また、最近処方されている『第二世代抗ヒスタミン薬』は、眠気が少ないと言われていますが、0ではないので車の運転等は注意が必要です。
ステロイド注射に思うこと
ステロイドは副腎から作られるホルモンの一つで、薬として使用すると炎症を抑えるとてもよく効く薬になります。しかしメリットがある反面、多量に使用すると免疫反応を抑制するデメリット(副反応)も残念ながらあります。
花粉症に予防や症状緩和で、ステロイドを注射する場合があります。少量の局所の治療には非常に有効ですが、多量のステロイドを長く使用すると、糖尿病(2型)・高血圧・骨粗相症・免疫低下による感染等が心配されます。
生き死にが掛かる重症な病気では、治すためにステロイドを使用した治療が必要な場面があります。
しかし辛い花粉症とて、命に関わる病気ではないと考えます。花粉症の治療としては、副作用のリスクが高すぎるのではないか?と考えますし、厚生労働省のホームページでも、重大な副作用の恐れがあるため、ステロイド注射の注意喚起がされています。また、日本耳鼻咽喉科学会でも、「アレルギー性鼻炎(花粉症)にステロイド注射の使用は推奨しない。」と書かれています。
微弱電流を通電すると減薬や使用しなくてもよくなる?
お薬は適切に使うことで、花粉症の症状を緩和することが可能です。ですが、『できれば薬は使いたくない』との声はとても多く聞かれます。
鍼師の先生方は、花粉症の症状緩和のポイントをご存知で、鍼を用いて花粉症の治療を行なわれます。私は柔道整復師で、鍼を使用する鍼師免許を所持していないので、鍼をすることが出来ません。
でも、幸いなことに当院で普段から治療機器として使用している『NEUBOX』は、鍼と同じ効果が期待できます。この医療機器は、中周波の微弱電流で、とても安全に副作用なく治療を進めることが可能です。
首のあるポイントに数分の通電で、花粉のアレルギー症状が緩和することができます。
花粉症の症状が出る前から予防治療として1・2回、その後の症状の出方によって数回の治療で、花粉症の症状がコントロールすることが出来ております。(個人差がありますので治療回数の前後はございます)
- モーニングアタック(朝の止まらないくしゃみ)がほぼ無くなった
- 鼻詰まりがかなり緩和された。または無くなった
- 目のかゆみがマシ
- 鼻をかむ回数が激減した
- 薬を飲まないので、車の運転に不安がなくなった
このようなご感想をいただいております。
花粉症に関するブログをご紹介します
当院で書かせていただいた花粉症のブログをご紹介します。花粉症のメカニズムや対処法が書かれていますので、併せてご覧いただけると幸いです。
まとめ
今回のブログは、当院で行なっている『花粉症の治療』をご紹介させていただきました。この治療は、辛い鼻水・鼻詰まり・くしゃみ・目の痒みの緩和に期待される治療です。この治療でアレルギーが完全に良くなるとは言いませんが、辛い症状の緩和をし、生活の質を上げることで、日々の生活が豊かになると考えます。
減薬・薬を使いたくないとお考えの方は、ご相談頂けたら幸いです。
【監修:柔道整復師 神田博行】