こんにちは!新潟市中央区弁天橋通のかんだ整骨院、神田です。
今季一番の寒気と共にドカッと積雪がありました。一面の銀世界は綺麗ではありますが、憂鬱なことありますよね。
そうです。除雪です。
朝早く起きて除雪。お昼休みも除雪。自宅へ帰ってからも除雪…w
そしてその代償が腰痛だったりします。
今回の記事は除雪について書かせて頂きました。
スコップの持ち方や腰痛体操などがないようになっております。ぜひお読みください!
除雪で腰痛
暖冬と言われている今シーズンも、昨日からの寒波で今朝の新潟市中央区は20cmの降雪がありました。自宅がある秋葉区は40cm以上も…
「朝から2時間除雪したよ!」と友人からのLINEもありました(笑)
そして皆さんおっしゃるのが「腰いわすなね(腰無理しないでね)」か、「腰痛いんさ」(どちらも新潟弁w)
皆さん、除雪で腰が痛くなった経験がおありなんでしょう。私ももちろん経験があります。除雪で腰に負担がかからない…結論から申しますと、実はとても難しいと思います。
「それを言っちゃお終いよ(笑)」となりますが、負担を軽くする方法はございます。
除雪で腰痛になる理由とは?
除雪で腰痛になる時の理由はいくつかあります。
・前屈みの同じ姿勢で黙々とスコップでの除雪
・スコップの持ち方
・寒さ
・湿った雪で重量がある
・毎日の除雪
です。
とは言え、雪国新潟は、駐車場から車を出したり、自宅の除雪をしない訳にはいかないのです。ですから少しでも腰に優しい方法は知っていても損はないと思います。
除雪で腰に負担の掛からない方法は?
準備体操と防寒
ラジオ体操で結構ですので、準備運動をしてください。身体が動きやすくなっていますので、腰に掛かる負担は軽減されます。
また、「どうせ汗かくし」と防寒を疎かにしがちですが、寒い中無理やり筋肉を動かすと痛める原因になります。ですから暑くなったら脱げるように、重ね着を上手にしてください。
スコップの使用時は?
写真のように、膝を曲げ、腰を落としてスコップを使います。柄は順手で持ってください。順手で持った方が力が入りますし、腰を落としやすくなります。
膝を伸ばして前屈みで頑張ると、必ず腰に負担が掛かります。
また長時間の除雪も負担が掛かりますので、細切れに休憩をとりながら除雪されることをオススメします。
除雪機
身も蓋もないかもしれませんが、最終兵器は除雪機です。広いところを除雪したり、降雪量が多い時はこれに勝るものはありません。
もし腰が痛くなったら試して頂きたいこと
ドカ雪や降雪量の多い地域で、除雪を頻繁にして腰痛になってしまった、腰に違和感がある場合はこれらをお試しください。
入浴
ぎっくり腰は温めると痛みがひどくなる場合がありますので、入浴は控えるようにしてください。
入浴は、凝り固まった腰の筋肉をリラックスさせる効果があります。ご自身の気持ちの良い温度で、じっくり温まってください。
腰痛体操
腰痛体操の記事を書かせていただいてますので、こちらをご覧ください。
まとめ
今回は、除雪での腰痛について書かせて頂きました。冒頭に「除雪で腰に負担が掛からないのは、難しいかもしれません」と絶望的なことを言わせて頂きました(笑)これを読まれている方のほとんどがご存じの通りだと思います。
ですが、準備運動と適度な除雪時間で、腰の負担軽減になりますし、予防につながります。また、入浴や腰痛体操で凝り固まった腰の筋肉はリラックスしますので、試されてくださいね。
もし除雪中にぎっくり腰や、腰痛が緩和しない時はお近くの医療機関に行かれることをオススメします。また、当院でも腰痛の患者さんはたくさん来院されておりますので、ご相談くださいませ。
(監修:柔道整復師 神田博行)