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朝に胃の不快感や吐き気で起きられないのは、ストレスや自律神経の関係?当院へ来院された患者さんからのご感想を紹介します

こんにちは、新潟市中央区弁天橋通のかんだ整骨院、院長の神田です。
今回のブログは、患者さんから頂いた感想を書かせていただきました。

症状は、朝に吐き気と倦怠感が強く、身体が動かせないことです。そのことから、自律神経の乱れが関わっていると考えて治療しました。

ストレスと自律神経について書かせていただきました。2分ほどで読み終える記事ですので、ご一読をお願いいたします。

目次

朝に吐き気が強く身体がだるく起きられない。胃の不快感も

Sさん 20歳 会社員 新潟市在住 
5年前に起床時に、毎日のように吐き気がひどくて婦人科を受診されました。
検査は特に体に問題ないとのことでしたが、症状がドンドン酷くなるばかり。その後心療内科を紹介され受診されました。

心療内科では「パニック障害」と診断され、お薬の治療が始まりました。
ですが、そのお薬を飲むと、身体が強烈にダルくなり、寝たきりのような生活だったそうです。

薬の量を極力減らし、1年くらいで随分マシになったそうです。

今から1年ほど前から、似たような症状(吐き気)が出ることがあって、そのときは胃カメラもされました。
胃の荒れは若干あるも、ピロリ菌もいないので、胃薬で様子を見ることに。その胃薬も飲むと食欲減退したりと、副反応が強いため、医師からごく少量で続けましょうとのお言葉だったそうです。

そのような経緯から、ご本人・ご家族の「薬はなるべく使いたくない」とのご希望もあり、お母さんのご友人から当院を紹介されて来院されました。

その身体の不調は、自律神経の乱れ?朝起きれない背景は?

さらに詳しくお話を伺うと、「職場の古株の女性から色々と言われてり、態度で示されたり、最初は気にしてなかったが、それがとてもストレスです…」とお話しされました。
また、「仕事はとても楽しく、お客様や他の社員さんとの関係もとても良好で、仕事を休むのが申し訳ない。」とも。お話ししていてとても真面目な方だなと感じました。

それが1年前からとのことでした。

人間関係とストレス

赤線はストレスを受けた時の生体反応
a.身体はショック期になり、自律神経のバランスが乱れ、血圧低下や体温低下が見られる。
b.アドレナリンやACTHなどのホルモンが分泌され、ストレスへの適応反応が見られる。
c.ストレスに対抗しようと生体が頑張り、身体の機能を活性化させる。次第にストレスに順応するようになる。
d.ある程度の時期までは頑張れるが、対応できるエネルギーにも限界があり消耗する。

dでは、身体にさまざまな症状が現れてくる。

まず、ストレスの感じ方を簡単にお話しします。ストレスは、脳で快・不快を感じとる場所があります。 ここで不快な刺激に反応しストレス状態となります。その刺激は、視床下部などを経て、自律神経や内分泌に影響を与えます。外部からの”刺激”には、痛みや病気はもちろんですが天気、仕事も含まれます。また、ストレスは、悪いものというイメージがありますが、必ずしもそうではなく適度な緊張などがあると機能が十分に発揮されるなど、プラスに働くストレスもあります。

ストレスが限界に達したときに現れる症状には、次のような身体的および感情的な症状があります。

  • 頭痛
  • めまい
  • 肩こり
  • 腰痛
  • 倦怠感
  • 胃痛
  • 下痢
  • 動悸
  • 不眠
  • 食欲低下
  • イライラ
  • 気分が落ち込む
  • 涙が出る
  • 気力が出ない
  • 不安

    など


そのような観点から、Sさんは人間関係の精神的ストレスが一つにあるようです。ですから自律神経が乱れてしまい、倦怠感、吐き気や胃の不快感に悩まされることになったと考えられます。

人間関係が影響しているとはいえ、仕事自体にストレスはなく、むしろ他の人たちとの関係はとても良好な状態です。まさかその女性にやめていただくことも出来ませんし…。

そこをご本人もご理解の上ですので、先ずは乱れた自律神経を整え、ストレスに対応できる状態にしましょう!とご了解を得て、治療を開始いたしました。

自律神経の乱れにやっていただいたこと

Sさんには、自律神経を整える整体治療を行いました。

また、自宅では自律神経を整えるため、深呼吸を行なっていただきました。

深呼吸

順番は、口から息を吐き出して、鼻から息を吸います。吐き出すときは、肺の空気を吐き切るイメージです。精一杯履いていただくと、空気が自然とたくさん入ってきます。

呼吸は、吸う時は交感神経、吐く時は副交感神経に支配されています。 自律神経は自分の意志で動かすことはできないものです。ですが呼吸法で自律神経にアプローチすることができます。 深呼吸をする時に、吐く時間を吸う時間より伸ばしてやることで、リラックスすることが期待できます。

自宅や会社で気づいた時に、深呼吸を行ってもらいました。そうすると、身体の緊張が緩むように感じられ、落ち着く感じがするともお話しされていました。

患者さんの声

Q.何が決め手で当院を受診されましたか?
A.母の友人のすすめで

Q.どのような症状にお悩みで当院を受診されましたか?

A.パニック障害など、身体の不調

Q.実際に受診されて良かったことを書いてください

A.体が変わったのがわかった。先生が良い方で、かよいつづけて体をなおしたいと思った。

まとめ

「自律神経」はその名の通り、身体「自ら」がその働きを「律する」神経です。

それは、心臓や血管の動き・呼吸・消化の働き・体温調節など、いずれも人間が生きていくには欠かせない機能の数々です。
血圧を自在にコントロールしたり、消化管の動きを止めたり、汗を出したり止めたりして体温を自分でコントロールすることはできませんよね。

これら自分の意思では自由にできない機能を、起きている間も寝ている間も、全く無意識のうちにコントロールしてくれているのが自律神経です。

その自律神経が乱れてしまうと、さまざまな症状が現れてきます。ストレスによって自律神経が乱れてしまってお悩みの場合は、今行われていることにプラスして、「深呼吸」を行ってみてください。

また、この記事が目に止まって治療をご希望でしたら、当院までご連絡ください。

(監修:柔道整復師 神田博行)

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かんだ整骨院 神田博行
院長
1974年1月 旧新津市生まれ
・北信越柔整専門学校卒
・柔道整復師(厚生労働大臣免許第32245号)
・講道館柔道弐段
・TPI Lv.2メディカルプロフェッショナル(タイトリストパフォーマンス研究所)
・脳医学BASE研究会
・趣味 ロードバイク、食べ歩き、whisky・cognac・armagnac

『臨床経験26年以上の知識と経験で、あなたの健康に寄与いたします』

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