こんにちは。新潟市中央区のかんだ整骨院です。
足がピキーンとつる、あの激痛は本当につらいですよね。
筋肉がつる事を、筋痙攣と言います。
今回の記事は、あの忌まわしい筋痙攣を記事にしました。
- 足がつる原因
- そのメカニズム
- 予防法
- 治し方
足がつって、オチオチ寝てられない方はご一読いただけたら嬉しいです。
なぜ『足がつる』?原因とメカニズム
・運動時または運動中に足がつった。
・夜中に足がつった。
・明け方に足がつった。
・足がつって激痛でパニックになった。
足がつる、またはこむらがえりになったと、患者さんとの日常会話でもお聞きします。
私も経験がありますが、あの激痛はなりたくないものです。
足がつるのは
・筋肉疲労
・脱水によるナトリウム、カリウム、マグネシウムなどの電解質の異常
・冷え
・寝不足
・飲酒
・カフェイン
などが要因と言われています。
もう少し詳しく見てみます。
筋肉の運動にはエネルギーのほかに、電解質(ナトリウム・カリウム・マグネシウム)が必要です。
水分の脱出(発汗・多尿)によって脱水が進むと電解質が不足してしまいます。
電解質のバランスが崩れると、筋肉が誤作動を起こしてしまいます。
ですから、筋肉が自分の意思とは別に、激しく縮んでしまったため激痛を伴うのです。
いずれにせよ、身体の50〜60%をしめる水分が発汗や排出で失われ、補給されないままでいるのが『足がつる』原因と考えても良いように思います。
冬場に脱水?それは〇〇だった。寒い時こそ水分不足にご注意を【足がつる原因】
夏に汗をかいて脱水になるのは分かるけど、冬場は寒いから、あまり汗はかかないよ?
実は、秋から冬にかけて汗や尿のほかに『乾燥』のせいで、皮膚からの水分蒸発が多いと言われています。湿度が低く、乾燥する季節は水分がより失われる傾向にあります。
また、暑い夏に比べると喉の渇きを感じにくいため、水分を積極的にとらない人も多くなりがちです。
結果的に、身体の外へと出ていく水分は多く、補給される水分は少なくなるため、身体の水分が不足しやすくなるのです。
原因にアプローチ!予防と治し方『足がつる』
では、足のつりを予防する方法を、いくつかご紹介します。
水分と電解質(ミネラル)の補給
一日1.5リットルほど水分をこまめに補給します。
お水でいいの?それとも他におすすめの飲み物は?
麦茶をオススメします。なければお水でもokです。さらにお塩をひとつまみ入れたらgoodです♪
麦茶はミネラルを含みます。コップ一杯にほんの少しお塩を加えると、よりミネラルが補給できます。
スポーツドリンクは糖分が多いので、運動時や発熱時などは積極的に摂っても構いません。何もない普段飲みには、肥満のリスクが高まりますので、あまりオススメしません。
温める
普段から、入浴で身体を温めると良いですね。入浴後の水分補給も忘れずに♪
ふくらはぎ、足の裏の運動
足首を伸ばしたり曲げたり繰り返す運動です。20秒〜30秒やってください。ふくらはぎの血の巡りが良くなります。
足の指を20秒〜30秒グーチョキパーします。足の裏の血の巡りが良くなります。
いずれも、血の巡りを良くすることで、筋肉がリラックスします。
つった時の治し方
足の指がつった時の治し方
足の指を掴んで、自分の方へしっかり曲げる。つるのが治るまでやってください。
ふくらはぎがつった時の治し方
足を伸ばして、足くびを自分の方へ曲げる。
まさに『つってる!』最中は、激痛でパニックになりがちですが、落ち着いて『つってる』筋肉を優しく伸ばしてください。痛みが引いてもしばらく続けてます。
治ったあとは、水分摂取を行なってくださいね。
まとめ
寒い季節は、喉の渇きも感じにくいので、脱水状態に立っていることもあるようです。定期的に水分補給を行なってくださいね。
また、予防を試してみたけどよくならなかったり、つった後に痛みが引かない時は、治療が必要なことも考えられます。その際は、ご相談いただけたらと思います。