こんにちは、新潟市中央区弁天橋通のかんだ整骨院、神田です。
秋の味覚『柿』がそろそろ出てきますね。新潟市近郊では平たい渋柿『八珍柿』をよく食べます。ちょっと調べると意外なルーツがありました。
また豊富な栄養を含む柿のお話も、ご紹介したいと思います。
また、10月の当院のスケジュールもお知らせします。
秋の味覚『柿』はビタミン豊富な果物です。
新潟市秋葉区の歴史と自然の中に、八珍柿の原木が静かにその存在感を放っています。約320年の長い時を経て、樹高9.4m、根元周囲長2.9mという壮麗な姿を保ち続けています。
この原木は新潟市秋葉区古田、川崎家の敷地内で保護され、昭和6年の発見以降、その貴重さから「八番目に珍しい柿」として八珍柿と名付けられました。
さらに、昭和37年には新潟県の文化財としてその価値が認められました。
八珍柿の魅力は、外見や歴史だけでなく、その栄養価の高さにもあります。
その特性として、偏平な形を持ちながら渋柿でありながら、種が存在しない点が挙げられます。炭酸ガスやアルコールで渋みを取り除いた後の柿は、他のどの柿とも違う独特のとろける甘さと滑らかな食感が楽しめます。
その美味しさとともに、八珍柿は驚くほどの栄養価を持っています。特にビタミンCとベータカロテンの含有量が豊富です。
ビタミンCは、免疫システムの強化、肌の健康維持、そして抗酸化作用を持つことから、健康や美容に非常に有効です。また、ベータカロテンは体内でビタミンAに変化し、目の健康や皮膚の健康をサポートします。
さらに、ベータカロテンは強力な抗酸化作用を持ち、老化の抑制やがん予防などの役割も期待されます。これらの栄養素は、日常の健康維持や美容、体調管理に欠かせない要素となっています。
このようにして、八珍柿は味わいだけでなく、その栄養的な価値からも日本各地で愛されています。新潟県では「おけさ柿」として、山形県では「庄内柿」として、その他の地域では「平核無柿」として親しまれています。
かんだ整骨院の10月診療スケジュールは
10月の休診日は、日曜日と9日(月)祝日の予定です。また、急な変更があることもございますので、ご来院の際はお電話か公式ラインからお尋ねください。
また、ビタミンCやベータカロテンを豊富に含む柿を食べて、風邪など引かずにお過ごしください。
【監修:柔道整復師 神田博行】