こんにちは。新潟市中央区のかんだ整骨院、神田です。
普段、何気なく浴びている日光。実は私たちの身体にとても大きな影響をあ会えているのはご存知ですか?
今回の記事は、日光浴で得られること、また、不足するとどのような影響があるのかご紹介します。
どうぞご一読ください。
慣れない日常生活のリフレッシュには
最近、疲れているのか集中力が落ちてきた。
環境が変わってなんとなくストレスを感じています。数日前から風邪っぽいのはそのせいなのかな?
新年度が始まって1ヵ月が経とうとしております。慣れない日常生活で、だんだん疲れが溜まってきたと言う人も多いのではないでしょうか?
疲れが溜まると、仕事は捗れないですし、何をするのも億劫になったりしますよね。
そんな方にオススメのリフレッシュ方法が日光浴です。日光浴が私たちの身体にとても良い影響を与えてくれます。
日光浴で得られる効果
日光は、私たちの身体と心を整える力を持っております。
まず、日光を浴びると、私たちの脳内にセロトニンという神経伝達物質が分泌されます。
セロトニンは精神を安定させたり、頭の回転を良くしたりと脳の働きを活発にするカギとなる物質です。
セロトニン(せろとにん)脳内の神経伝達物質のひとつで、ドパミン・ノルアドレナリンを制御し精神を安定させる働きをする。 必須アミノ酸トリプトファンから生合成される脳内の神経伝達物質のひとつです。 視床下部や大脳基底核・延髄の縫線核などに高濃度に分布しています。
e-ヘルスネット 厚生労働省より
また、日光浴びることにより、体内でビタミンDを作ることができます。ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、骨を強くしたり、免疫機能を高めたりする効果が期待できます。
日光が不足すると、さまざまな影響が…
生きていく上で必要不可欠な日光。しかし現代人のおよそ8割が日光不足と言われています。
日光不足は、日焼け予防で日傘や日焼け止めを過度に使用したり、そもそも外に出る機会が減りしたことが原因とされています。
日光不足になるとセロトニンが不足しますよね。すると、ストレスが溜まりやすくなり、イライラしたり、集中力が保ちにくくなったりしてしまうのです。
また、ビタミンDの不足により、骨がもろくなったり、柔らかくなったりして骨折の危険性も高まってしまいます。
さらに、ビタミンDは免疫システムにも大きな影響を与えています。不足すると、アレルギーへの改善に影響が出てきます。
地球上の生きているすべての動物に不可欠な日光。日光浴のしかた。
現代人のほとんどが不足していると言われています。
日光浴は、日々の健康習慣として簡単に取り入れることができます。
日光浴をする時間帯は午前中がお勧めです。午前中は心の調子を整えるセロトニンが分泌されやすく、体内時計も整えることができます。晴れの場合、15分から30分を目安に日光浴をするのが効果的です。
新潟は曇り空や雨が多いですよね。そんな日は1時間以上、屋外で過ごすと晴れの日に近い日光浴と同じ効果を得ることができるようです。
紫外線が気になると言う方には、『手のひら日光浴』がオススメです。
手のひらは体の他の部位と比べると、日焼けの原因になるメラニン色素が少ないので、日焼けのリスクを抑えながら行こう事ができます。
日光浴での注意点
日光浴をする前に、柑橘類を食べたり、柑橘類の成分が含まれるクリームなどを身体に塗るのは控えたほうがよさそうです。
柑橘類に含まれる、ソラレンが紫外線に反応して、肌の痒み、赤み等を誘発することがあります。
まとめ
現代人のおよそ8割が足りてない日光。日光は生き物として健康に過ごすために欠かせないものです。
日光が足りないと、イライラしたり、集中力が保ちにくかったりします。また、ビタミンD不足は、骨の影響や免疫低下の原因になることもあります。
これからの時期は、紫外線にも気をつけながら、楽しく日光を取り入れたいですね。
かんだ整骨院では、疲れを改善させる治療も行っております。日光浴をしても疲れがとれない、肌が弱くて日光浴は苦手だ。等の方は、お早くご相談いただけたらと思います。
【監修 柔道整復師 神田博行】