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これからが本番の『スギ』花粉症の原因と対処法【目が痒い・くしゃみ・鼻水・鼻詰まり・涙】

こんにちは、かんだ整骨院神田です。

2023年、花粉症のシーズンですね。
今年は10年に一度の花粉飛散だそうです。

すでにお薬でコントロールされている方も多いとは思いますが、ご自宅でできる花粉症対策とその対処法を記事にしました。

最後に当院の治療の案内も載せております。花粉症でお悩みの方に、ご一読いただけたらと思います。

目次

『花粉症』10年に一度と言われるスギ花粉。新潟のピークは?

毎年、2月下旬から4月はかんだ整骨院でも『花粉症』でお困りの方が来院されます。報道によると2023年のスギ花粉の飛散は多いようで、10年に一度とも言われています。
それを聞くだけでも、鼻がムズムズして来そうですね。

このスギ花粉ですが、厚生労働省によると

スギ林の面積は全国の森林の18%、国土の12%を占めています。このためか花粉症の患者さんの約70%はスギ花粉が原因です。しかし花粉量には地域差があり、森林面積に対する比率では九州、東北、四国で高くなっています。北海道にはスギ花粉飛散は極めて少なく、沖縄にはスギが全く生息しません。関東・東海地方ではスギ花粉症患者が多く見られます。ヒノキ科花粉症も見られますが、スギの人工林がより多いのでスギ花粉が多く飛散します。関西ではスギとヒノキ科の植林面積はほぼ等しいですが、今のところヒノキ科は幼齢林が多く、東日本よりヒノキ飛散の割合が多いと考えられています。

花粉症は誰もが認める増加している病気ですが、どの程度の患者がいるのかはっきりとしたデータはあまりありません。その中で日本アレルギー協会会長の奥田稔が行なった住民台帳を基準にした疫学調査は1万人を対象とした今までにない大規模なものでした。回収率も56%と全国規模のアンケート調査としては良好でした。その調査によると全国平均では15,6%で地域別の有病率では東北13.7%、北関東21.0%、南関東23.6%、東海28.7%、北陸17.4%、甲信越19.1%、近畿17.4%、四国16.9%、中国16.4%、九州12.8%で北海道、沖縄はごく少ない有病率でした。ある最近の調査によるとスギ花粉症の有病率は全国で20%を超えると報告されています。少なくともスギ花粉症はアレルギー性鼻炎全体と共に増加していることは明白であり、注意が必要です。

スギ花粉症でお悩みの方がとても多いのも頷けます。

また、新潟県の花粉のピークは、2月下旬から4月上旬にかけて、スギ花粉の飛散が多いと言われています。スギが落ち着いてくると、ヒノキやPM2.5の影響が始まりますので、花粉症の方は大変な季節です。

新潟県の花粉飛散情報はこちら

花粉症のメカニズム【くしゃみ・鼻水・鼻詰まり・涙】

花粉症の始まりは、カラダが花粉をアレルゲン(アレルギーの原因となる抗原のこと)と認識することからはじまります。目の症状、鼻の症状、いずれにしても体内に入ってきた花粉を取り除こうとすることで生じる、アレルギー反応です。

①花粉が体内に入る

②体内の免疫システムによって「異物=敵」とみなし、敵(花粉)に対抗するための抗体(IgE抗体)が作られる

①②が繰り返され蓄積していく

一定量でヒスタミンを分泌し花粉をできる限り体外に放り出そうとする
そのため、くしゃみで吹き飛ばす、鼻水・涙で洗い流す、鼻づまりで中に入れないよう防御するなどの症状が出てくる
=アレルギー反応

花粉症の対策と対処法

花粉症は症状が出る前、または軽いうちに『初期療法』で、かかりつけの病院で治療を受けられることで、症状の悪化が防げるとも言われています。毎年花粉症がツラい方はご参考までに。

お薬

先ずは花粉症の症状を抑えるお薬を使ってください。自己判断せずに耳鼻咽喉科で処方していただくと良いでしょう。

マスク・メガネ・ツルツルした衣類

マスク・メガネは花粉を体内に侵入する量を減らすことができます。またツルツルした服装は、室内に入る際に花粉を払いやすく、花粉の持ち込む量を減らすことができます。

ビタミンDの摂取

突然ですが、花粉症になりにくい方達をご存知でしょうか?その方達は
・一日外で働く職業
・サーファー
だそうです。共通点は、『日光にしっかり浴びている』こと。

日光、すなわち紫外線に浴びると、皮膚でビタミンDが合成されます。ビタミンDはカルシウムの吸収率を高める働きがよく知られていますが、その他に、体内に侵入した細菌やウイルスに対する防御反応をサポートすること、正常な免疫システムの働きを高める働きも認められています。
そのことから、アレルギー反応を抑えると言われており、花粉症の改善に効果があると言われ、研究が進められています。

ビタミンD3サプリメントとビタミンKサプリメントでアレルギーがマシに

ビタミンDの研究者によると、皮膚での合成と口からの摂取、合わせて1日に100μg(4000IU)が適切とされています。
10μg(400IU)のビタミンDを生成するのに、夏の直射日光で15分ほどかかます。この季節、春に向かっているとはいえ、お天気の少ない地域ではなかなか厳しいですよね。

また、食べ物では魚介類に多く含まれています。
鮭の切り身   100g 約30μg(1576 IU)
鯖の水煮缶   120g約11μg(440IU)
うなぎの蒲焼  1/2尾約15μg(608IU)

紫外線や食べ物から考えると、私たちは日頃からビタミンD不足が予想されます。

そこで、サプリメントで不足している分を補うと良いでしょう。サプリメントではD3になります。
当院に来院されている花粉症の患者さんに、ビタミンD3を定期的に摂取していただくと、花粉症の症状が軽くなる、またほぼ気にならなくなり、とても喜ばれました。



さりとて、ビタミンD3のサプリメントは過剰摂取すると、体に悪影響を及ぼします。注意点として、1日、100μgを超えないことと、ビタミンKも同時にとることをお勧めします。

睡眠・ストレス

自律神経を乱す睡眠不足や不規則な生活、ストレスも原因と言われています。
生活習慣を見直して規則正しい生活を心がけることで、花粉症が楽になるかもしれません。

冷やす

症状が辛い時は、アイスパック等で鼻や目を冷やしてやると、症状が治ることがあります。それは、花粉症は鼻や目の血管が充血しているからです。気持ちのいい程度冷やしてやると良いでしょう。

かんだ整骨院の花粉症へ対する治療

当院でも花粉症に対する治療を行っております。方法は、特殊な医療機器を使って治療します。

花粉症の症状を抑えるために、首の中に走っている神経へ通電します。この神経へのアプローチは、医学学会でも発表されていて、その効果も証明されております。

なぜその神経ポイントへ電気通すと、花粉症の症状が緩和するのか?お話しします。アレルギー反応が起こっている時は、自律神経の交換神経が抑制していると言われています。

花粉症の症状がキツい時、倦怠感や覇気がなく元気がなかったり、集中力や意欲が減退することがあると思います。それは、私たちが元気に活動している時に働く、交換神経が抑制状態だからです。つまり、元気が出ない状態です。

首のポイントへ通電することで、交換神経が刺激され、抑制が緩和されます。その結果、花粉症の症状が緩和します。

この治療で花粉症が治るとは言いませんが、緩和状態を1シーズン数回の治療でキープできれば、とても価値のあることだと考えます。

まとめ

花粉症のメカニズムと、ご自宅でできる対処法を記事にしました。

当院でも花粉症には、神経機能を整える治療を行うことで対応させていただいたおります。神経にアプローチして、過剰な免疫反応を整えることを目的とした治療です。
私の妻も花粉症で、症状が出そうな時は、この治療でコントロールしております。

先ほど紹介させていただいた方法を使っても、楽にならなかったら当院までご相談ください。

(監修 柔道整復師 神田博行)

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かんだ整骨院 神田博行
院長
1974年1月 旧新津市生まれ
・北信越柔整専門学校卒
・柔道整復師(厚生労働大臣免許第32245号)
・講道館柔道弐段
・TPI Lv.2メディカルプロフェッショナル(タイトリストパフォーマンス研究所)
・脳医学BASE研究会
・趣味 ロードバイク、食べ歩き、whisky・cognac・armagnac

『臨床経験26年以上の知識と経験で、あなたの健康に寄与いたします』

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