40秒の運動で身体に劇的な変化をもたらすという、とても興味深い記事を見つけましたので、シェアします。
目次
20秒の全力スプリント×２
早稲田大学 研究活動
わずか40秒の運動で身体に起こる劇的変化
わずか40秒の運動で身体に起こる劇的変化 ― 強度の工夫で短時間でも大きな運動効果 ― 発表のポイント わずか40秒の高強度間欠的運動で、全身および筋肉の酸素消費量ならび...
LWW
Physiological and Metabolic Responses to Low-Volume Sprint… : Medicine & Science in Sports & Exerc…
69.6 ± 6.0 cm, 64.5 ± 8.4 kg, V̇O2peak: 47.2 ± 7.7 ml·kg-1·min-1) performed four 10-s sprints with 80-s recovery (SIE10) and two 20-s sprints with 160-s recover…
早稲田大学の研究チームが行った最新の研究では、わずか40秒の高強度間欠的運動が、全身および筋肉の酸素消費量ならびに大腿部の主要な筋肉の活動を大きく増加させることが明らかになりました。
WHOの身体活動に関する最新ガイドラインでは、1週間あたり150分以上の有酸素運動や週2回以上の筋力トレーニングが推奨されています。しかしながら、多忙な現代人にとっては、なかなか大変なことでもあります。
今回の研究は、短時間であっても適切な運動強度を選ぶことで大きな運動効果が得られることを示しています。特に注目されるのは、20秒の全力スプリントを休憩を挟みながら行うこの種の運動が、より長い中程度の強度の有酸素運動と同等かそれ以上の効果があることです。
研究内容については、以下のような主要なポイントがあります。
- 40秒の高強度間欠的運動は、長時間の運動と比較しても優れた運動効果を示す。
- 高強度運動の反復回数と酸素消費量の増加は必ずしも比例しない。
- 運動の具体的な効果として、大腿部の主要筋群の活動増加が確認されました。
また、この研究成果は「Medicine & Science in Sports & Exercise」誌で公開され、トレーニング効果を生み出す「最少量」のメカニズム解明につながることが期待されています。
この研究は、運動実施率の向上や、健康増進に寄与する重要な知見を提供しており、忙しい現代人にとっても実践可能な運動方法を提示しています。
ダッシュ20秒×2本なら出来そうですよね。ですが、ダッシュする前は準備運動を行ってからが良いでしょう。特にアキレス腱を動かしてから行って下さい！
【監修：柔道整復師 神田博行】
