治療家がオススメする、腰痛の原因が解消する座り方-椅子編-
腰痛は椅子の座り方が原因?
こんにちは、かんだ整骨院の神田です。
腰痛の患者さんから「楽な座り方があったら教えてください。」とご質問がありました。
実はこの質問はとても多く伺っております。
そこで、腰に負担の少ない椅子への座り方について書かせていただきます。
ソファーは腰痛の原因になるの?
椅子やソファーは、仕事・勉強・移動・商談など、日常生活では切っても切れない関係です。
そのため、腰痛でお悩みの方からは
- 5分でも椅子に座るのがツラい
- 椅子に座るのが恐怖
- 柔らかいソファーは苦手
- 足のつかない椅子は嫌い
- 自動車や飛行機など、乗り物での移動が腰痛のため不安である
などの声をお聞きします。
私も腰痛で困っているときは、乗り物の移動が億劫でした。
そんな事もあって、いろいろと座り方を試した結果、とても楽に座れて、腰痛が軽くなった方法があります。
腰痛の原因が解消する椅子の座り方
簡単で効果的な座り方をご紹介させていただきます。
1.坐骨(お尻と太ももの間)に指を横から添える。
2.添えたまま、指の上に座る。
3.指を抜き、両足のつま先をまっすぐ正面へ向ける。
1〜3まで順番に座ると、とても自然に座れています。
この座り方は、体の上に4〜6キロの重さの頭が、バランスよく並ぶ座り方です。
腰が一番負担のない形で座ることが可能です。
ここに注意すると、腰痛の原因にアプローチ出来ます
お伝えした座り方は、身体に負担のかかりにくい座り方です。ですが、じっと長時間座ることは、動物である人間はそもそも得意ではない。とも言われています。
さりとて、立ったまま生活できるかと言ったら、それはそれであり得ないことですよね。
ですから、もし可能であれば座って20分ほど経過したら、一度立ち上がってみてください。
そして、少し歩いてください。
股関節で曲がっている血管がリラックスして、血の巡りが良くなります。
お伝えした座り方と併用することで、腰痛の予防になります。
まとめ
日常、避けては通れない椅子に座ること。無理なく楽に座ることを習慣付けていただくことで、腰痛の軽減はもちろんですが予防にもなります。
ぜひ実践されてみて下さい。
この座り方で腰痛がなかなか良くならない方は、他に原因があるかも知れません。
その時は、当院の整体治療がお役に立てるかもしれません。ご相談くださいませ。
(柔道整復師 神田博行 監修)