こんにちは、新潟市中央区弁天橋通にある、かんだ整骨院の神田です。
このたびのblogは、ぎっくり腰で来院された方かっら頂いた当院のご感想をご紹介します。
ぎっくり腰でお困りの方は是非読んでいただきたい内容です。
職業は介護福祉士 腰痛で前屈みができない
T.Wさん 59歳女性 職業は介護福祉士さんです。
新型コロナウイルス感染症で自宅で療養されていた際、発熱と関節痛があり、寝ていることが多かったためか、仰向けに寝た時に腰痛を感じていたそうです。1週間の自宅療養中に腰痛も他の症状と一緒に寛解しました。
早速出勤し、利用者さんの移動介助中にギクっとなり、だんだんと動くこと出来なくなってしまいました。その日はなんとかお仕事をこなし、自宅で湿布を貼り安静に。少し回復するも、前屈、立ち上がる動作が困難で、このままでは仕事どころではないとのことで、腰痛ベルトをガチガチで固定されて来院されました。
とにかく動くのが辛く、仕事に支障が出ているので、1日でも早く楽になりたいと切実にお話しされました。
当院へは、7年前にぎっくり腰で来院されたことがあり、その際に症状の改善が早かったので今回の来院となりました。
腰痛-ぎっくり腰-はこのような背景で発症
問診で詳しくお聞きすると、感染症で熱が出た時に腰痛、関節痛があったそうです。1週間で症状が寛解したとはいえ、腰の筋肉は完全に回復していなかったせいもあるのか、体重の重い利用者さんを少々無理な姿勢で介助した際に、腰の筋肉が瞬間的に緊張が入った結果、発症したと考えられます。
症状は前屈動作がかなりキツく、椅子からの立ち上がりがとても辛そうでした。
ぎっくり腰は、『魔女の一撃』とも言われるほど、激痛と動きを封じられる症状が現れます。
日常生活で
・腰痛持ち
・座り仕事や立ち仕事等長時間同じ姿勢
・重量物を持つ
・座り仕事が長い
・スポーツ中やスポーツ後の疲労
・筋肉のバランス
・寝不足や疲労
決定的な予防策はありませんが、腰痛の多くは日々の生活の負担が積み重なって発症すると言われています。
また、ぎっくり腰の症状が現れたときは、次の点に注意してください。
- 揉む・無理なストレッチはリスクがあります。
- 痛みが弱まった時期は、安静より動ける範囲で動いたほうが治りが早いです。
- 翌日以降、痛みが弱まってきたら積極的に動くことが大切です。
ぎっくり腰の治療は、痛みが強い状態では無理に動かす治療は禁忌ですので、ゆっくり、負担のないように心がけながら、身体を支える(腸腰筋)筋肉を賦活させ、腰回りの筋肉の強い緊張を緩める治療を行いました。
3回目の来院で、腰の動きの制限もほぼ解消され、介護のお仕事でも不安がないように4週間に1回ほどのメンテナンス治療に来院されています。
また、趣味のお散歩と庭仕事を楽しまれています。
ぎっくり腰の患者さんにお伝えしていること
先ほども少し触れましたが、マッサージや自己流のストレッチはむしろ症状を悪化させることがあります。行わないのが賢明です。
また、ぎっくり腰は動ける範囲で動かれていた方が治りが早いです。痛いからといって動かないでいると、かえって血の巡りが悪くなって回復が遅くなります。
腰の痛みに過剰に怖がると、逆に身体が緊張してしまうので、ゆったりとした気持ちで日常生活を送ってください。
患者さんの声
Q.何が決め手で当院を受診されましたか?
A.以前見て頂いた時、症状の改善が早かったので
Q.どのような症状にお悩みで当院を受診されましたか?
A.腰痛
Q.どのような症状にお悩みで当院を受診されましたか?
A.腰痛
Q.実際に受診されてよかったことを書いてください。
A.腰が軽くなった
まとめ
ぎっくり腰は、私たちの日常に見え隠れしています。また決定的な予防策はありませんが、多くは日々の生活の負担が積み重なって発症します。
ですから、身体の負担を減らす生活を送られるとぎっくり腰のリスク回避ができると考えます。
さりとて、ぎっくり腰になってしまった時は、ご相談いただけたら幸いです。
【監修:柔道整復師 神田博行】