こんにちは、かんだ整骨院の神田です。
ストレス、嫌な響きですよね…
今回はストレスを緩和させるための方法を記事にしました。
いずれも難しいやり方ではないですので、ご一読いただきまして、試していただけたらと思います。
就職・新学期・入学で色々と不安がある方へ
就職・入学・新学期と新しい環境では、人との出会いや新しいことのチャレンジで、期待や不安が入り混じった複雑な気持ちになる方も多いと思います。
色々な気持ちを感じるのは、さまざまな『刺激』を受けて脳で感じるからです。この刺激を『ストレッサー』とも言い、ネガティブに感じることを『ストレス』と言っています。
適度な刺激は、やる気・活気に感じて積極的な行動をとることが出来ます。しかし、過度な刺激は、マイナスな感覚で受け止めてしまうことが多く、気持ちが落ち込んだりしてしまうことも。
また、消極的な行動になりがちで、不安を大きく感じてしまうこともあります。
新生活では、さまざまな刺激を受けると思います。
・慣れない人間関係
・慣れない場所
・慣れない交通手段など
これらは避けられないのも事実です。そして、このような慣れない刺激は、ストレスとして感じることも多いですよね。
不安な気持ちが続くと、気持ちの落ち込みや身体の痛みに繋がる?
私たちは、ストレス対処を身体全体の機能を使って、オートマチックで行っています。
このオートマチックのシステムが円滑に働いているうちは、ストレスに対処し回避できています。ですが、普段からストレスを多く感じたり、長かったりすると、ストレスを緩和するシステム自体が疲弊してしまいます。
疲弊した状態が長く続くと、神経・ホルモン・免疫のバランスが崩れてしまい
- 疲労が取れない
- 気持ちの落ち込み
- 筋肉痛(肩こり・腰痛など)
- 内臓の病気
などさまざまな病気の根源になってしまいます。
実際のストレスを少なくすることで緩和することは可能です。とは言え、新しい生活から離れることもできないのも事実ですよね。
そこで、今ある日常を変えずにストレスを緩和して日常を過ごしやすくする方法をご紹介します。
新しい環境でストレスを緩和し、不安を解消する方法
ストレスを緩和するポイントは、身体のリズムを整え栄養で回復させることです。
早寝早起きとスマホ
やることがたくさんあり過ぎて、ツイツイ寝る時間が遅くなりますよね。とても分かります(笑
早寝・早起きは、身体のリズムを整えるのにとても重要です。
生物は地球の自転による24時間周期の昼夜変化に同調して、ほぼ1日の周期で体内環境を積極的に変化させる機能を持っています。 人間においても体温やホルモン分泌などからだの基本的な機能は約24時間のリズムを示すことがわかっています。 この約24時間周期のリズムは概日リズム(サーカディアンリズム)と呼ばれます。(厚労省HPより)
実際にさまざまな身体のお悩みで来院された方に、お聞きするとこのリズムが崩れています。
遅くとも、23時にはお布団に入ってみてください。
また、寝る1時間前(本当は3時間前)までにスマホをご覧になるのを止めると、より良い入眠になりますので、騙されたと思ってお試しください。
更に朝日を浴びることで、身体が活性します。適度な光の透過率のカーテンを選ばれることをお勧めします。
ウォーキングやジョギングなどの繰り返し運動
ウォーキングや適度なジョギングをリズムよく繰り返し行うことで、身体全体のバランスを整える神経(セロトニン神経)が活性して心身ともに良い効果があります。また、ウォーキングを有意義にするのが、太陽光と森林などの緑です。
その神経は『目』に光が入ることで活性します。更に緑の色素がより良い効果を生みます。太陽を直接見るという意味ではなく、光を浴びて明るいと感じていれば十分です。むしろ直視すると目を痛めるので、絶対にやらないでくださいね。
ウォーキングに慣れている方はジョギングでもいいでしょう。あまりハードになると、むしろ逆効果になるので注意が必要です。
スキンシップ
家族や親子、恋人同士の握手やハグなどのスキンシップは、神経の活性化につながると言われています。ペットを撫でたり抱っこしたりするのも、同様の効果があります。
このようなご経験ありませんか?
何か不安を感じる時に手を合わせたり、自分で自分の肩を抱きしめたりするなど。
これは知らず知らずのうちに、スキンシップを求めている表れなのです。
ストレスに勝つ食事
タンパク質、鉄分、ビタミンCは不足すると身体の回復に直結する栄養素です。もちろん他にもありますが、まずはこの3つを積極的に取られることをオススメします。
タンパク質
筋肉や皮膚、髪、内臓等身体の元になります。何よりも重要な栄養素です。
肉・魚・豆類・鶏卵
鉄
身体中に酸素を運ぶ赤血球(ヘモグロビン)の元になります。運び屋さんが少なかったり、壊れてると身体は保てなくなります!
レバー・赤身の肉・アサリ・牡蠣・鶏卵
ビタミンC
身体をサビ(酸化)から守る栄養素です。
ピーマン・ブロッコリー・キウイフルーツ
これらの栄養素は身体の中では作り出すことが出来ません。食べ物から得ることで私たちの身体を保つことが出来ます。普段の食生活で足りないことも多いので、サプリメントをうまく使うといいのかも知れません。
まとめ
4月は新しい環境になる方がとても多いです。知らず知らずでストレスを溜めてしまい、体調不良になってしまう方が多いのもよくお聞きします。
『ストレスだなぁ』と思っても、その状況を変化させることは容易ではないのも事実です。
この記事が、みなさまのストレス緩和の一助になることを望んでおります。
最後に、かんだ整骨院では、疲労や身体のお悩みを、神経のバランスを整える治療でお手伝いしております。いつでもご相談ください。
(監修 柔道整復師 神田博行)