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最近まぶたがピクピク痙攣する方へ|ストレス・疲労・姿勢に配慮したやさしい整え方

こんにちは。新潟市中央区弁天橋通のかんだ整骨院、院長の神田です。

「最近まぶたがピクピク痙攣する」——気づくと片目のまぶたが細かく震える、仕事に集中すると出やすい、寝不足の週ほど続く…そんなご相談をよくいただきます。多くは“良性のまぶたのピクつき(眼瞼ミオキミア)”と呼ばれる現象で、しばらくすると自然に落ち着くことが多いのですが、疲労やストレス、画面作業、カフェインなどの影響を受けやすいのも事実です。まずは仕組みをやさしく整理し、今日からできる整え方をご案内します。

目次

原因とメカニズム

「最近まぶたがピクピク痙攣する」背景には、次のような要素が重なりやすいと考えられます。

1) 交感神経が優位になりやすい状況

忙しさ・睡眠不足・精神的ストレスが続くと、体を“活動モード”にする交感神経が高ぶり、まぶた周囲の筋が過敏になってピクつきやすくなります。カフェインやアルコール、ニコチンの刺激も一時的に拍車をかけることがあります。

2) 目の使いすぎと姿勢(体の歪み)の影響

長時間の画面作業や乾燥、まばたきの減少、頭が前に出る姿勢が続くと、眼の表面や眼輪筋に負担が偏りやすく、ピクつきが誘発されることがあります。スマホを顔に近づけすぎる、うつむき姿勢が長いといった“姿勢のクセ”も関係します。

3) 多くは良性で、数日〜数週間で落ち着く

眼瞼ミオキミアは一般に片側に出やすく、休養や睡眠で軽快しやすいと説明されています。いわゆる「眼瞼けいれん(自力で目を開けにくくなる病態)」とは別もので、区別がつかない・不安が強いときは眼科での評価が目安になります。

2〜3週間以上続く、まぶたが勝手に閉じる/開けにくい、眼の充血や腫れ・分泌物を伴う、顔の他の部位までピクつく、視力低下・しびれ・脱力など他の症状がある場合は医療機関へご相談ください。

放置リスクと誤解の解消

放っておいて悪化する病気とは限りませんが、**「出る→不安→さらに緊張する」**という循環に入ると、ピクつきが長引くことがあります。

よくある誤解をやさしく整理します。

  • 「一度で“完全に”止められる方法がある」:からだは睡眠・仕事量・ストレス・カフェインなど毎日の影響を受け続けます。瞬間の変化より、小さな調整の積み重ねが安定につながります。
  • 「マッサージだけで必ず治る」:温めやケアは有効ですが、作業時間の区切り、姿勢、カフェイン量、休息など生活面の工夫とセットで考えると戻りにくくなります。
  • 「我慢していれば慣れる」:無理を続けると睡眠や集中力まで崩れがちです。負担を下げる環境調整が遠回りのようで近道です。 当院はバキバキする矯正や“その場かぎり”の強いもみほぐしは行わず、神経の反射を活用したやさしい施術で、からだ本来の調整力が働きやすい状態を後押しします。必要に応じて医療機関とも連携します。

自分でできる対処法

痛み・視力低下・強い充血や腫れ、顔面全体のけいれんを伴う場合は無理をせず受診をご検討ください。以下は道具いらず・短時間でできます。

〔朝:温め+まばたきリハで“初動”を整える〕  

– 目的:寝不足や食いしばりの翌朝に残りやすいこわばりをゆるめ、出勤前のピクつきを抑える。  - 手順:1) 蒸しタオルを両まぶたに30〜60秒。2) 目を軽く閉じて3秒→ふつうに開けるを10回。3) 顎を引き、頭が前に出ない姿勢で深呼吸3回。  - 注意点:強く押さない・こすらない。コンタクト装用前に行う。  - 所要時間目安:2〜3分。

〔日中:60〜90分ごとの“スクリーン休憩”+姿勢リセット〕

 - 目的:目の使いすぎと交感神経の高ぶりをこまめに下げる。  - 手順:1) 20-20-20(20分ごとに20秒、6m先を見る)を意識。2) イスで坐骨を感じ、骨盤を小さく前後5回→みぞおちを軽く前へ、肩はすとんと下げる。3) カフェインは昼まで・総量は少なめに調整する。  - 注意点:胸を張りすぎて腰を反らさない。コーヒー減量は段階的に。

所要時間目安:1回1〜2分(60〜90分ごと)。 

〔就寝前:呼吸+光環境の見直しでクールダウン〕

 - 目的:脳疲労をやわらげ、睡眠の質を上げて翌日のピクつきを出にくくする。  - 手順:1) ベッドで4秒吸って6〜8秒吐く呼吸を6回。2) 就寝1時間前に強い光・画面を避け、部屋の照明をやや落とす。3) 乾燥感が強い日は部屋の湿度を適度に保ち、必要に応じて点眼(人工涙液)を検討。  - 注意点:過剰な深呼吸でめまいが出るほど吸い込まない。点眼は用法容量を守る。  - 所要時間目安:3〜5分。 

※食事・生活のコツ:水分・バランスの良い食事・規則的な睡眠を意識し、アルコールやニコチンの刺激は控えめに。無理のない範囲での軽い運動も、自律神経の安定に役立つことがあります。

よくある質問(FAQ)

Q. 仕事中に出やすいのはなぜ?

A. 画面作業が長く、まばたきが減る・姿勢が崩れる・カフェイン摂取が増える・ストレスで交感神経が高ぶる——こうした条件が重なるためと考えられます。休憩・姿勢・光環境の見直しがポイントです。

Q. 施術は痛くありませんか?

A3. 当院は神経の反射を活用した優しい施術を基本とし、バキバキする矯正や“その場かぎり”の強いもみほぐしは行いません。姿勢や視環境、呼吸の整え方まで一緒に確認します。

Q. 料金と通院の目安は?

A. 目安として初回9,800円、2回目以降7,000円(2025年11月時点)。まずは週1回を2〜4週ほど、日中のピクつきや睡眠の質の変化を見ながら間隔を調整します。

まとめ

  • 最近まぶたがピクピク痙攣する多くのケースは良性とされ、ストレス・睡眠不足・カフェイン・姿勢や画面環境など複数の要因が重なって起こりやすいと考えられます。
  • 「温めて小さく動かす」「作業の区切りと姿勢リセット」「就寝前のクールダウン」を毎日こまめに。気になるサインがあるときは眼科等で評価をご検討ください。
  • 当院はやさしい施術とセルフケアの二本柱で、無理のない日常復帰を一緒に目指します。できるところから一歩ずつ整えていきましょう。 お困りの方は 【電話】または 【LINE公式】へ。インターネット予約も承ります。

【監修:柔道整復師 神田博行】

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参考文献

  • 日本眼科学会「まぶたがピクピクする(眼瞼ミオキミア、眼瞼けいれん)」 https://www.nichigan.or.jp/public/disease/symptoms.html?catid=83
  • 日本眼科学会「眼瞼けいれん|病気の解説(ミオキミアとの違いの説明あり)」 https://www.nichigan.or.jp/public/disease/name.html?pdid=10
  • NHS UK “Twitching eyes and muscles” https://www.nhs.uk/symptoms/twitching-eyes-and-muscles/
  • Mayo Clinic “Eye twitching — When to see a doctor / Causes” https://www.mayoclinic.org/symptoms/eye-twitching/basics/when-to-see-doctor/sym-20050838 https://www.mayoclinic.org/symptoms/eye-twitching/basics/causes/sym-20050838
  • American Academy of Ophthalmology “Eyelid spasm / How to stop eye twitching” https://www.aao.org/eye-health/diseases/eyelid-spasm-twitch https://www.aao.org/eye-health/tips-prevention/how-to-stop-eye-twitching
かんだ整骨院 神田博行
院長
1974年1月 旧新津市生まれ
・北信越柔整専門学校卒
・柔道整復師(厚生労働大臣免許第32245号)
・講道館柔道弐段
・TPI Lv.2メディカルプロフェッショナル(タイトリストパフォーマンス研究所)
・脳医学BASE研究会
・趣味 ロードバイク、食べ歩き、whisky・cognac・armagnac

『臨床経験26年以上の知識と経験で、あなたの健康に寄与いたします』

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〒950-0925 新潟県新潟市中央区弁天橋通1丁目4-33 湖南ビル102号
かんだ整骨院
電話番号 025−211−9541
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