こんにちは、新潟市中央区弁天橋通の「かんだ整骨院」です。
いよいよゴールデンウィーク。お休みを利用して、ご家族や友人と遠出をされる方も多いことでしょう。車での旅行や帰省は便利で快適な反面、思わぬところで体に負担をかけてしまうこともあります。
特に注意したいのが、「腰痛」や「坐骨神経痛」を抱えている方です。楽しいはずの旅行が、長時間の運転や渋滞によって症状を悪化させてしまうケースは少なくありません。
この記事では、なぜゴールデンウィーク中の長距離ドライブが腰や坐骨神経に悪影響を及ぼしやすいのか、その原因と今すぐできる対策、そして予防のポイントまで詳しくお伝えします。
なぜ長距離運転が腰痛・坐骨神経痛を悪化させるのか?

腰痛や坐骨神経痛を持っている方にとって、車の運転は身体に大きな負荷をかけます。なかでも、長時間の運転や渋滞での停車が続くと、症状の悪化につながりやすくなります。その主な理由を3つ紹介します。
1. 腰椎への圧力が増大する
人の腰には、座っているだけで立っている時の約1.4倍の圧力がかかると言われています。加えて、車のシートに浅く座っていたり、背もたれにもたれずに運転を続けることで、さらに腰椎に負担が集中します。これは、椎間板や周辺の靭帯、筋肉にストレスをかけ、痛みや違和感を引き起こす原因となります。
2. 坐骨神経への持続的な圧迫
坐骨神経はお尻の奥から足先に向かって伸びる大きな神経で、座った姿勢が長時間続くことで圧迫されやすくなります。運転中は特に太もも裏やお尻部分が圧迫されるため、症状のある方は足にかけてのしびれ・チクチク感・だるさが強くなる傾向にあります。
3. 筋肉の緊張と血行不良
動かないことで、腰やお尻周辺の筋肉が硬直し、血行も悪くなります。筋肉がこわばると神経や血管が圧迫され、坐骨神経痛のしびれや腰の重だるさが強くなる一因となります。冷房による冷えも痛みを悪化させる要因になるため注意が必要です。
ドライブ中にできる!簡単な腰痛・神経痛対策5選

痛みの悪化を防ぐには、長距離ドライブ中でもできる小さな工夫がとても大切です。すぐに実践できる対策を5つご紹介します。
1. 1時間おきに休憩を取る
サービスエリアや道の駅などを利用して、1時間に1回は車を降りてストレッチをしましょう。2~3分でも良いので、腰を軽く後ろに反らしたり、歩いたりして血流を促すことが重要です。
2. 骨盤を立てて正しい姿勢で座る
シートに深く腰をかけ、骨盤が立つように意識しましょう。腰に丸めたタオルやクッションをあてることで、自然と骨盤が立ち、背骨が正しい位置に戻ります。これだけでも腰の負担はかなり軽減されます。
3. シートポジションの調整
膝の角度が鋭角になると、血流が滞りやすくなります。ハンドルとの距離やシートの角度を見直し、リラックスできる姿勢を見つけましょう。
4. 腰やお尻を温める
もしお車にシートヒーターが装備されていたら、腰部を温めることで、筋肉の緊張が和らぎ、血流も改善されます。冷えは痛みを強くする原因になるため、夏場でも冷房の風に注意が必要です。
5. ドライバーを交代したり、仮眠を取る
無理をして長時間運転するのではなく、同乗者がいれば運転を交代しながら進むことも大切です。眠気や疲れを感じたら、車を安全な場所に停めて短時間でも仮眠をとりましょう。
💡以前に書かせていただいた記事も併せてご紹介いたします。


連休中に腰痛やしびれを感じたら……
「腰が重くなってきた」「足にピリピリする違和感が出てきた」と感じたら、それは体からの警告サインです。我慢せず、できるだけ早く対処することが大切です。
特に坐骨神経痛の症状は、放っておくと慢性化してしまう恐れもあります。早めのケアが、回復を早める大きな鍵となります。
かんだ整骨院では、神経系のアプローチで痛みに向き合います

当院では、マッサージに頼らず、神経の働きを整える独自の施術法で、腰痛・坐骨神経痛の根本的な原因にアプローチします。
- レントゲンやMRIでは異常が見つからなかった方
- 慢性的な痛みやしびれが長引いている方
- 薬や湿布ではもう改善しないと感じている方
このような方は、ぜひ一度ご相談ください。身体の状態に合わせて、無理のない施術計画をご提案いたします。
まとめ:ゴールデンウィークを快適に過ごすために

腰痛や坐骨神経痛がある方にとって、長時間のドライブは身体への大きな負担です。しかし、正しい知識と対策を講じることで、悪化を防ぎ、快適な旅行を楽しむことができます。
「出かけたいけれど、また腰が痛くなるのが不安」
そんな方の不安に寄り添い、私たちはサポートを続けています。
ゴールデンウィーク明けに症状がつらくなったときは、どうぞ無理をせず「かんだ整骨院」へご相談ください。あなたの健康な日常を取り戻すお手伝いができれば幸いです。
【監修:柔道整復師 神田博行】