こんにちは。新潟市中央区弁天橋通のかんだ整骨院の神田です。
今回のブログでは、慢性的な肩こりと腰痛に悩まれていた20代男性の患者様(Kさん)が、ぎっくり腰をきっかけに当院で改善されたお話をご紹介します。
肩こりと腰痛に悩むKさんの背景
Kさんは飲食店の店長として、ランチからディナーまで忙しく働く毎日を送られています。
22歳頃から肩こりと腰痛に悩み、痛みがひどい時には近所の接骨院で治療を受けていました。しかし、25歳になった現在では、年に数回ぎっくり腰を繰り返すようになり、今回は椅子から立ち上がった瞬間に「ぎくっ」となり動けなくなってしまったそうです。
コルセットを巻きながら何とか厨房に立っていたものの、見かねたオーナーシェフが当院を紹介してくださいました。Kさんには、3か月後に新しい支店の店長を任される予定があり、大きな責任を前に「ぎっくり腰を繰り返している状態では不安がある」とお悩みでした。この機会に、慢性的な肩こりや腰痛も根本から良くしたいとご希望されていました。
肩こりと腰痛の原因
Kさんのお話から、肩こりや腰痛の背景には姿勢の癖が関係していると考えられました。たとえば、猫背や足を組む癖があり、これが体のバランスを崩し、体の歪みを引き起こしていた可能性があります。
体が歪むと、特定の筋肉や関節に過剰な負担がかかり、それが硬くなって血流が悪くなります。その結果、酸素や栄養が行き届かず、老廃物が溜まりやすい状態に。さらに無理を重ねることで、ぎっくり腰を繰り返す「負のループ」に陥っていたと考えられます。
当院での施術と結果
まずは歪んだ体を整える治療を行い、ぎっくり腰が楽になってから自宅で行える腰痛体操をご指導しました。幸い、ぎっくり腰の痛みは4回の施術でかなり改善し、その後は肩こりや腰痛を予防するために月に1度メンテナンスとして通院されています。
Kさんは「体が軽くなり、仕事中も楽になった」とお喜びいただいています。また、新しい支店の店長業務に向けても安心感を持てるようになったとのことでした。
腰痛体操
Kさんにぎっくり腰が楽になってから行なっていただいている腰痛体操をご紹介します。
背筋を伸ばすストレッチ
1. 仰向けに寝ます。
2. 片足ずつ交互に膝を抱えます。膝を両手で抱え、お腹にしっかり引き寄せるようにして30秒以上保持します。その後、足を元の位置に戻します。
3. これを左右2~3回繰り返します。
注意点: もう片方の膝は伸ばしたままにしてください。決して両足同時に行わないでください。
腸腰筋群のストレッチ①
1. 床に座り、ストレッチしたい脚の股関節をおおよそ120度曲げます。もう一方の脚は軽く膝を曲げてリラックスしてください。
2. 股関節を外側に開いたり(外旋)、内側に倒したり(内旋)して、徐々に角度を深めます。これを30秒以上、数回繰り返します。
目的: 股関節の動きを大きくすることを目指します。
腸腰筋群のストレッチ②
1. ストレッチしたい脚の股関節を、かかとが体につくまで引き寄せます。もう一方の脚は軽く膝を曲げてリラックスしてください。
2. 上体をできるだけ前屈させ、回旋させながら肘の方へ倒れ込む姿勢を取ります。この姿勢を30秒以上保持します。
3. 左右交互に2~3回行います。
患者さんからの声
Q.何が決めてで当院を受診されましたか?
A.紹介
Q.どのような症状にお悩みで当院を受診されましたか?
A.腰痛、肩こり、ギックリ腰
Q.実際に受診されて良かったことを書いてください。
A.軽く起き上がれるようになった。体が軽くなった。
※このアンケートは、初診時にいただきました。
まとめ
慢性的な肩こりや腰痛は、姿勢の癖や体の歪みが関係していることが多いです。Kさんのように忙しい毎日を送る方こそ、早めに体のメンテナンスを始めることが大切だと考えます。
当院では、一人ひとりのお悩みに寄り添い、根本から改善を目指す治療を行っています。ぎっくり腰や肩こり、腰痛でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
【監修:柔道整復師 神田博行】