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筋肉のアンバランスが原因?反り腰改善のための方法 『下位交差症候群-lower srossed syndrome-』

こんにちは。新潟市中央区弁天橋通のかんだ整骨院、神田です。
『反り腰』ってよく聞くけど、腰がどのようになっているのですか?とご質問がありましたので、そのお答えを記事にまとめました。

この記事は、反り腰のメカニズムと見分け方、その対処法を知ることができます。

目次

反り腰とは?症状の基本的な理解

反り腰は、腰部が通常よりも前方に曲がっている状態を指します。これは、腰の背骨の自然なカーブが過剰になることで起こります。反り腰の一般的な症状には、腰痛、姿勢の悪化、さらには歩行時の不快感が含まれます。

また、チェコの医師ヤンダ博士は、一日中デスクに向かって座っているような長時間の静的姿勢により、多くの人々が筋肉のアンバランスの独自なパターンを作ってしまうことに気づきました。これを『下半身交差症候群-Lower Crossed Syndrome-』と名づけ、腰に予測できる動作パターンが障害を引き起こすことを言っています。

反り腰の見分け方

反り腰(過度の腰椎前弯)を見分けるには、いくつかの簡単な観察とテストを行うことができます。反り腰は、腰の自然なカーブが過剰になり、腰部が通常よりも前方に突き出している状態を指します。以下の方法で反り腰を確認できます。

視覚的な確認

  1. 横からの姿勢を観察: 鏡の前で横向きに立ち、自分の腰のカーブを確認します。腰部が顕著に前方に突出している場合、反り腰の可能性があります。
  2. 背中の平らさ: 床に仰向けになり、腰の下に手を滑り込ませてみます。腰部と床の間に大きな隙間がある場合、これは反り腰の兆候です。
  3. 姿勢の傾向: 長時間立っているときや歩いているときに腰が自然と前方に突き出る傾向があるかどうかを確認します。

物理的なテスト

  1. 壁テスト: 背中を壁に向けて立ち、腰、肩、お尻が壁に触れるようにします。かかとは壁から数センチ離れた位置に置きます。正常な腰のカーブであれば、腰の下に手のひらがスムーズに入る程度の隙間があります。しかし、手全体が簡単に入るほどの隙間がある場合、それは反り腰の兆候です。
  2. プランクテスト: 体をプランクのポジション(腕立て伏せのような姿勢)に保ち、腰の位置を確認します。過度に腰が落ちている場合、これも反り腰のサインかもしれません。

専門家による評価

これらの自己評価方法に加えて、専門家による評価を受けることが重要です。反り腰は、姿勢の問題、筋肉の不均衡、または他の健康状態に関連している可能性があります。

反り腰を引き起こす主な筋肉群

向かって右が『反り腰』 真ん中が理想の姿勢です。

短縮(硬くなる)    弱化(筋力不足)
—————————————————————
腸腰筋群→大臀筋
脊柱起立筋→腹直筋
腰方形筋→中臀筋
大腿筋膜張筋↗︎

反り腰の主な原因の一つは、特定の筋肉群の不均衡です。具体的には、「硬い股関節を曲げる筋肉(屈筋群=腸腰筋)と硬い腰の筋肉(脊柱起立筋・広背筋)」「腹筋(腹直筋)の弱さと弱いお尻の筋肉(大臀筋・中臀筋)」の組み合わせです。この組み合わせは、腰部に過剰なアーチ、突き出たおなか、お尻の筋肉の筋力不足による弛んだお尻を形成します。
腰に過剰なストレスが掛かるため、とても危険な筋アンバランスの組み合わせと言えます。

また、太もも前の筋肉(大腿四頭筋)や太もも後ろの筋肉(ハムストリングス)などの、脚の筋肉の緊張も、反り腰に影響を与えることがあります。

反り腰改善のためのストレッチと筋肉の強化

反り腰を改善するためには、特定の筋肉群を伸ばし、弱った筋肉を強化してバランスを整えることが有効です。以下にいくつかの基本的な方法を紹介します。

ドローインの基本的なステップ

ドローイン(Draw-in)は、特に腹部の深層筋肉を鍛えるのに効果的なエクササイズです。これはコアの安定性を高め、腰痛の予防や姿勢の改善に役立ちます。ドローインの正しい実施方法を以下に説明します。

  1. 正しい姿勢を取る: 床に背中をまっすぐにして仰向けになります。膝は曲げて、足は床に平らに置きます。腕は体の横に自然に置きます。
  2. 呼吸に注意を払う: 深く息を吸いながら、腹部の筋肉をリラックスさせます。
  3. 腹筋を引き締める: 息をゆっくりと吐きながら、おへその周りの筋肉を脊椎に向かって引き込みます。このとき、腹筋を硬くするのではなく、内側に「引き締める」感覚を意識します。
  4. 位置を維持する: この引き締めた状態を数秒間(初めは5秒程度から始めて、徐々に時間を延ばしていきます)維持します。息は止めずに、通常通りに呼吸を続けます。
  5. リラックス: 筋肉を緩めて、初めのリラックスした状態に戻ります。

注意点

  • 姿勢の維持: 背中が床から離れないようにし、腰を反らせないように注意します。
  • 呼吸: 呼吸を止めないようにしてください。呼吸はエクササイズの効果を高め、筋肉への酸素供給を促します。
  • 無理をしない: 最初は短い時間から始め、徐々に持続時間を増やしていくのが良いでしょう。
  • 定期的な実践: 効果を実感するためには、定期的な実践が重要です。毎日数回行うと効果的です。

ドローインは見た目上の変化よりも、内部の筋肉を強化し、コアの安定性を高めることに重点を置いたエクササイズです。継続的に行うことで、姿勢の改善や腰痛の軽減に効果が期待できます。

キャット&ドッグの実施手順

キャット&ドッグは、背中と腹部の筋肉を伸ばし、柔軟性を高めるのに効果的なストレッチです。このエクササイズは、特に脊椎の動きを活発にし、背中の緊張を和らげるのに役立ちます。以下にその実施方法を説明します。

  1. 四つん這いの姿勢を取る: まず、手と膝を床につけて四つん這いの姿勢を取ります。手は肩の真下、膝は腰の真下に置きます。背中は自然なカーブを保ち、顔は床に平行にします。
  2. キャットのポーズ(背中を丸める): 深く息を吸いながら、背中を天井に向けてゆっくりと丸めます。このとき、あごを胸に近づけ、お腹をへこませます。最も丸めた状態で数秒間保持します。
  3. ドッグのポーズ(背中を下げる): 息を吐きながら、背中をゆっくり下げて腰を落とし、頭と尾骨を上に向けます。このポーズでは胸を開き、顔を前方またはやや上方に向けます。最も下げた状態で数秒間保持します。
  4. 繰り返し: これらの動きをゆっくりと繰り返します。各ポーズを3~5秒間保持し、全体で5~10回程度行います。

注意点

  • 呼吸に合わせて動く: 動きは呼吸に合わせて行い、息を吸うときは背中を丸め、息を吐くときは背中を下げます。
  • 無理のない範囲で: 自分の体の柔軟性に合わせて、無理のない範囲で動きます。痛みを感じた場合はすぐに中止してください。
  • 姿勢の安定性: 手と膝がしっかりと床を支えていることを確認し、姿勢の安定性に注意します。

キャット&ドッグのエクササイズは、特に朝起きた時や長時間の座位の後に行うと、背中の緊張を解放し、体の柔軟性を高めるのに役立ちます。また、ストレス軽減にも効果的です。

クラム・シェルエクササイズの手順

クラム・シェル(Clamshell)エクササイズは、主に臀部と外側の脚の筋肉を強化するための運動です。特に臀部の小さい筋肉に効果的で、腰痛の予防や股関節の安定性向上に役立ちます。正しい実施方法を以下に説明します。

  1. 横になる: 床に横になり、腕を頭の下に置いて枕のように使います。脚は膝が90度に曲がるように、お互いに重ねます。脚は体のラインに対して直角になるようにします。
  2. 脚の位置を確認: 膝を曲げた状態で、両膝が互いに重なるようにし、足の先も重なるようにします。腰と肩は一直線に保ちます。
  3. 上腿を開く: 上側の脚の膝をゆっくりと上に持ち上げますが、足の先は互いに接触したままにします。この動きで、腰を回転させずに臀部の筋肉が働くのを感じるはずです。
  4. 元の位置に戻る: 上げた脚をゆっくりと元の位置に戻します。この時、腰や背中を動かさないように注意してください。
  5. 繰り返し行う: 同じ動作を10回から15回程度繰り返し、次に反対側でも同じことを行います。

注意点

  • 腰の動きを最小限に: 腰を動かさずに、動きを臀部に集中させることが重要です。
  • 過度の動きを避ける: 膝を高く上げすぎると腰を痛める原因になるので、適度な範囲で行ってください。
  • 呼吸を意識する: 動作中はリラックスした呼吸を心掛けます。
  • 肩と腰の位置を保つ: 肩と腰が一直線になるように意識し、体が前後に揺れないようにします。

クラム・シェルは比較的簡単で、特別な機器を必要とせずに自宅で行えるエクササイズです。定期的に行うことで、臀部の筋肉を強化し、股関節の安定性を高めることができます。

大腿四頭筋ストレッチの手順

大腿四頭筋ストレッチは、太ももの前側に位置する大腿四頭筋を伸ばすエクササイズです。筋肉の柔軟性を高め、痛みやけがのリスクを減らすのに役立ちます。以下に基本的な大腿四頭筋ストレッチの方法を説明します。

  1. 安定した姿勢を取る: 壁や椅子に手を置いてバランスを取ります。片足で立ち、もう片方の足を後ろに曲げます。
  2. 足首を掴む: 曲げた足の足首を同側の手で掴みます。この時、膝はできるだけ一直線に保ちます。
  3. 太ももを伸ばす: 足首をゆっくりとお尻に近づけるように引き上げます。この動作で、太ももの前側が伸びているのを感じるはずです。
  4. ストレッチを保持する: 適度な張りを感じるポイントで、ストレッチを15~30秒間保持します。痛みを感じない範囲で行ってください。
  5. ゆっくりとリリース: ゆっくりと足を下ろし、初期の立ち位置に戻ります。
  6. 反対側も行う: 同じ手順を反対側の足にも行います。

注意点

  • バランスを保つ: 始めはバランスを取るのが難しいかもしれません。壁や椅子を利用して安定させると良いでしょう。
  • 膝への圧力を避ける: 膝に痛みを感じないように注意してください。痛みがある場合は、ストレッチの強度を減らすか、完全に中止してください。
  • 姿勢を正しく保つ: 背中をまっすぐに保ち、腰を反らさないようにしましょう。
  • 呼吸を続ける: ストレッチ中は深くリラックスした呼吸を続けてください。

大腿四頭筋ストレッチは、運動前のウォームアップや運動後のクールダウンの際にも有効です。定期的に行うことで、筋肉の柔軟性を高め、運動パフォーマンスの向上にも寄与します。

まとめ

反り腰は、胸を張っているように見えるので、一見すると良い姿勢に見えますが、腰や内臓に負担が掛かるため、腰痛や便秘、股関節や膝の不調につながる場合があります。

もし、反り腰でお悩みでしたら、お近くの治療院へご相談されてみたはいかがでしょうか?また、お近くに治療院がない場合は、当院までご相談いただけたら幸いです。

【監修:柔道整復師 神田博行】

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かんだ整骨院 神田博行
院長
1974年1月 旧新津市生まれ
・北信越柔整専門学校卒
・柔道整復師(厚生労働大臣免許第32245号)
・講道館柔道弐段
・TPI Lv.2メディカルプロフェッショナル(タイトリストパフォーマンス研究所)
・脳医学BASE研究会
・趣味 ロードバイク、食べ歩き、whisky・cognac・armagnac

『臨床経験26年以上の知識と経験で、あなたの健康に寄与いたします』

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