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息苦しさと喉が詰まる感じがする。それはヒステリー球?40代女性の患者さんのお話をご紹介します

こんにちは。新潟市中央区弁天橋通りのかんだ整骨院の神田です。

先日、当院のブログをご覧になって来院された患者さんのお話をご紹介します。

症状は、息苦しさと喉が詰まる感覚、肩から背中にかけての凝りなどでお困りでした。
過度な緊張や不安などがきっかけで、このような症状でお困りの方はとても多いと聞いています。

そこで、過去当院へ来院された患者さんの特徴、治療の考え方を記事にさせていただきました。

最後までご覧いただけたら幸いです。

目次

息苦しさ、喉の詰まりは、ヒステリー球?

新潟市中央区在住の40代Nさんはこのような症状でお困りでした。

  • 息苦しい
  • 喉が詰まる感覚
  • ものが飲み込みづらい
  • 慢性的な肩こりがある

6年前にお友達と食事中、急にものが飲み込みづらくなった経験から始まり、たびたびそのような症状があったそうですが、すぐ治まっていました。昨年の梅雨時期に息苦しさを感じ、心臓がバクバクしてとても不安になり、呼吸器内科を受診しましたが、喘息では?とのことで、お薬をもらって飲んでいるうちに落ち着きました。

今年になり、他の人の運転で冬の高速道路を走行中、急に不安になり、息苦しさと喉の詰まる感じで、耳鼻咽喉科を受診し、ファイバースコープで検査を受けましたが、器質的な問題は無かったそうです。

そこで咽喉頭異常感症(ヒステリー球)では?とのことでした。

インターネットで当院のヒステリー球のブログをご覧になって、ご自身の症状と重なる点があったので「肩こりもずっとあるし、ひょっとして自律神経の乱れ?」と思われ来院されました。

ヒステリー球(ヒステリーきゅう、英: Globus hystericus)は、喉に何かが詰まっているような感覚や、塊があるような感覚を指す症状です。医学的には「咽喉頭異常感症」とも呼ばれます。この感覚は実際に物理的な塊や異物が存在するわけではなく、主にストレスや不安、緊張などの心理的な要因によって引き起こされることが多いです。

主な特徴

喉の詰まり:喉に何かが引っかかっているような感覚。

飲み込みにくさ:食べ物や飲み物を飲み込む際に違和感を感じることがあるが、実際に飲み込むこと自体には問題がない場合が多い。

痛みの欠如:通常、痛みは伴わない。

と言われています。

自律神経と身体の緊張

当院で咽喉頭異常感症(ヒステリー球)の患者さんを治療して分かったことは、全員が慢性的な肩こりや腰痛などの身体の痛みを抱えているということです。

また、肩こりや腰痛が改善すると、「喉の違和感がなくなった」や「緊張時の息苦しさがなくなった」という声をよく聞きます。

ヒステリー球は、ストレスや不安、緊張などの心理的要因が引き金になると言われています。これらの心理的要因は自律神経と深く関わっており、身体の痛みも自律神経の乱れが関係しています。

交感神経は血管を収縮させる役割を持っています。交感神経が興奮すると、血管が狭くなり、血圧が上がります。

これにより、皮膚や内臓への血流は減りますが、筋肉や心臓、脳など重要な器官への血流は維持されたり、場合によっては増えたりします。これは、緊急時に重要な器官に酸素と栄養を優先的に送るためです。

しかし、ストレスが続いて交感神経が過剰に興奮し続けると、血管の収縮が長く続き、全身の血流が悪くなることがあります。その結果、筋肉などに酸素や栄養が十分に届かなくなり、疲労や痛みなどの問題が起こる可能性があります。

簡単に言うと、交感神経の興奮は一時的には重要な器官を守るために働きますが、長期的に続くと体に悪影響を及ぼすことがある、ということです。

このように、ヒステリー球と身体の痛みは、自律神経のバランスの乱れが共通の原因となっている可能性が高いと考えられます。

当院の治療の考え方

以上のことから、

ヒステリー球などの心理的要因から来る問題や腰痛や肩こりの患者さんの体は、緊張による筋肉の硬直や姿勢の歪みが原因で不調をきたしていることが多いです。

この状態を改善するためには、筋肉の緊張を緩和するために歪んだ姿勢を整え、自律神経のバランスを回復することが重要だと考えています。

患者さんの声

Q.何か決め手で当院を受診されましたか?

A.院長先生のブログ

Q.どのような症状にお悩みで当院を受診されましたか?

A.息苦しさ、自律神経

Q.実際に受診されてよかったことを書いてください。

A.お話を聞いてもらい、施術もしてもらったら体が軽くなった。

まとめ

治療が終わる頃、Nさんの体は緊張が緩んで、「気分も体も軽くなりました。」と笑顔でお話しされました。

今回は初診で良好な結果が出ましたが、楽になったからと言って治ったとはまだ言えません。なぜなら、今後も日常生活で様々なことが起こるからです。

Nさんのお困りごとを改善させるには、体の歪みが少ない状態を保ち続ける大切と考えます。そのことから、治療を計画的に進めることが大切とお話をさせていただきました。

かんだ整骨院はNさんが不安なくお過ごしになれるように、サポートさせていただきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。また、このような症状でお困りでしたら、いつでもご相談いただけたらと思います。このブログが、少しでも多くの方の役に立ち、健康な生活を送る手助けとなれば幸いです。

【監修:柔道整復師 神田博行】

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かんだ整骨院 神田博行
院長
1974年1月 旧新津市生まれ
・北信越柔整専門学校卒
・柔道整復師(厚生労働大臣免許第32245号)
・講道館柔道弐段
・TPI Lv.2メディカルプロフェッショナル(タイトリストパフォーマンス研究所)
・脳医学BASE研究会
・趣味 ロードバイク、食べ歩き、whisky・cognac・armagnac

『臨床経験26年以上の知識と経験で、あなたの健康に寄与いたします』

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