こんにちは新潟市中央区弁天橋通のかんだ整骨院、神田です。
このようなこと、ありませんか?
- 普段から腰痛を感じている
- あぐらがかけない
- 歩いていると、つま先がまっすぐ向いていない
- 子どもの頃から体が硬い
ひとつでも当てはまる方は、股関節が硬くて動きづらい可能性があります。
実は、股関節が硬いと腰痛のリスクが高まることがあるんです。
腰痛は、日常生活の中で思い通りに動けないストレスを生みます。
- 「子どもともっと遊んであげたいのに…」
- 「仕事中も腰が痛くて集中できない…」
- 「この腰痛、本当に良くなるのかな…?」
そんな不安や辛さを感じている方も多いのではないでしょうか。
とてもつらいですよね…。
この記事では、腰痛と股関節の関係についてわかりやすくお伝えし、解消のヒントとなるストレッチをご紹介します。少しでもお役に立てたらうれしいです!
腰痛は8割の人が…
腰痛は、日本人の約8割が生涯に一度は経験すると言われています。
日本整形外科学会の調査では、腰痛を抱える方は約3,000万人と推定され、厚生労働省のデータによると、最近では腰痛に悩む人が1,000万人を超えています。つまり、日本人の13人に1人が腰痛に悩んでいる計算になります。
さらに、男女別に見ると、腰痛の訴えがある人の割合は男性で約25%、女性では30~40%と、女性の方がやや多い傾向があるようです。
これだけ多くの方が腰痛に悩まされていることを考えると、本当に身近な問題ですよね。
だからこそ、私たち専門家は「どうすれば少しでもお力になれるだろう?」と日々考えています。あなたの腰痛が少しでも楽になるよう、一緒に取り組んでいきましょう!
腰痛の原因と姿勢の関係
腰痛の原因のひとつに「姿勢」が深く関わっています。
姿勢が悪いと体が歪み、常にバランスの悪い状態で動くことになります。その結果、筋肉や関節に余分な負担がかかり、血流が悪化してしまいます。
血流が悪くなると、酸素や栄養が十分に行き届かなくなり、体はさらに硬くなります。この悪循環が、腰痛を引き起こしてしまうのです。
股関節が硬くなる理由とは?
体の歪みについて少し詳しくお話ししますね。
私たちは常に重力の下で生活していますが、この重力に抗いながら体を支える筋肉、特に腸腰筋(腸骨筋や大腰筋など)の働きが低下すると、お尻の筋肉が弱ってしまいます。
お尻の筋肉は、股関節を外側に開くための重要な筋肉のひとつです。これらの筋肉がスムーズに連携して動けなくなると、体が歪み、股関節がどんどん硬くなってしまうのです。
股関節と体を支える筋肉がバランスを崩すと、背筋の筋肉が強く緊張してしまいます。その結果、腰痛になってしまうのです。
股関節の動きと腰痛を改善させるストレッチ
これからご紹介するストレッチ(腰痛体操)は股関節の動きを改善させながら、体を支える筋肉にアプローチする方法です。
最大の効果を発揮させるために、この3つを必ずセットで行ってくださいね。
背筋を伸ばすストレッチ
1. 仰向けに寝ます。
2. 片足ずつ交互に膝を抱えます。膝を両手で抱え、お腹にしっかり引き寄せるようにして30秒以上保持します。その後、足を元の位置に戻します。
3. これを左右2~3回繰り返します。
注意点: もう片方の膝は伸ばしたままにしてください。決して両足同時に行わないでください。
腸腰筋群のストレッチ①
1. 床に座り、ストレッチしたい脚の股関節をおおよそ120度曲げます。もう一方の脚は軽く膝を曲げてリラックスしてください。
2. 股関節を外側に開いたり(外旋)、内側に倒したり(内旋)して、徐々に角度を深めます。これを30秒以上、数回繰り返します。
目的: 股関節の動きを大きくすることを目指します。
腸腰筋群のストレッチ②
1. ストレッチしたい脚の股関節を、かかとが体につくまで引き寄せます。もう一方の脚は軽く膝を曲げてリラックスしてください。
2. 上体をできるだけ前屈させ、回旋させながら肘の方へ倒れ込む姿勢を取ります。この姿勢を30秒以上保持します。
3. 左右交互に2~3回行います。
まとめ
股関節と腰痛について、書かせていただきました。
ぜひストレッチを実践されて、ツラい腰痛解消の一助になれば嬉しいです。
もし実践されても、効果を感じられない場合は、他に原因があるかもしれません。その際は医療機関でご相談ください。
また、当院でも治療することが可能ですので、ご相談いただけたらと思います。
【監修:柔道整復師 神田博行】